吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

お手伝い2回目

先月にも1度行った場所へ、2度目のお手伝いに、小6娘と伺った。

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前回は、緊張で夜中に起きてしまった娘だったが、今回はしっかり朝まで眠れ、私とともに少々寝坊した。

 

向こうへは、お昼過ぎに到着。

 

扉を開くと、前回同様、いや、それ以上にスタッフの方々から

「よく来てくれたわね」

「有難う!助かるわ!」

と歓迎を受けた。

 

娘は、いつものように俯き、首をかろうじて動かす程度の返答。

 

今回も、私と並んで、食器洗いのお手伝い。

 

そして、前回同様に、その日出された食事を、スタッフの方々と一緒にいただく。

 

こういう場所で、娘は食事が喉を通らず、前回も、1度は

「食べられない」

と断っていたのを、私が半ば無理やりに箸を持たせた。

 

しかし、今回は、自然に自分で箸を持ち、ゆっくりと食べ始め、スタッフの方から

「残ってしまったから、お代わり、どう?」

と言われると、大好物のトマトを4切れ、残ったデザート2種類にも手が伸びた。

 

ここは、スタッフも来る方も、ご高齢が多い。

 

スタッフの方は

「疲れてない?」

「おかわり、あるわよ」

という言葉はかけてくれるが

それ以上のことを、娘に聞いてこない。

 

私なら、ガンガン距離を詰めちゃいそうだが、適度に放っておかれることが、娘には良い。

 

スタッフ同士食べながら、今日の料理を

「これ、美味しいわ!○○さん、これどうやって作ったの?」

「もうちょっと、このお肉大きい方がいいかしら?」

「お塩が、もうないのよ!今度買わなきゃ!いつだったか、お醤油を買い忘れちゃって大変だったわよ~」

と、くったくない会話が延々と続く。

 

帰り際

「前回、あなたがお皿を洗ってくれるたら、いつもより何時間も早く帰れたのよ!」

「次回は、来られる?頼りにしてるのよ!」

との言葉を、スタッフの方々からいただいた。

 

娘は、私の後ろに隠れながら、俯き、ペコリとお辞儀して扉を閉めた。

 

閉めたあと

「私で、できることがあるなら、また行きたいな」

と娘が、私に言った。

 

人って誰かに求められると、認められると、褒められると、やっぱり嬉しいもんだよね。