今月も、小3息子・小5娘を連れて、不登校児先輩ママとお茶をした。
今回は、先輩ママの小3息子さんと、高1娘さんも一緒に、総勢6人でお茶。
全員、何度か顔を合わせている。
先輩の息子さんは、行き渋り中。
娘さんは、小中の不登校を経て、通信制高校へ進学し、来年度は高校2年生になる。
この娘さんが、まぁシッカリしている。
見た目は、今どきの韓国風?メイクに、派手な髪色、これ以上短くならないスカートをはきこなす。
しかし吐き出される言葉は
「小学生から不登校で、親は嘆いたけれど、私は不登校が悪いなんて思ったことない」
「小学生からほぼ毎日、2~3時間散歩して、アルバイト募集のチラシを見ていた。早く自立したくて」
「勉強は大嫌いだけど、日本では、高卒以上ないと生きにくいから、高校に行くことにした」
「友達を作るようにしてるの。だって、自分の悩みとか、相談とかを聞いてもらう選択肢は多い方がいいし」
「バイトの年収が103万超えそうで、税金のこととか調べたり、役所に聞きに行ってる」
「今、秘書検定の勉強している」
「大学進学もいいかなぁ。経営とか学びたいし、でも教師もいいかなぁ。不登校の味方に絶対なれるし」
簡潔に書いたが、実際は、きちんと敬語もつかい、途中に、自虐も混ぜ込み、私や母親の話も黙って聞きつつの、高1娘さん。
思わず
「今の話で、本出せるよ」
と、私が言ったら、彼女は屈託なく笑った。
たぶん、こうやって笑うまでに、それなりに時間はかかったのだろうと思う。
さて今回も、よく喋ったもんだ。
子どもたちは、同い年の息子同士は、持参したゲームで盛り上がり、小5娘は、私の隣で黙って話を聞いていた。
振っていた雨もやんだ帰り道
「今日は楽しかったねぇ」
「Aちゃん(先輩ママの娘さん)の話、面白かったよ」
と、小5娘。
娘は1言も話さなかったけれど、楽しんでくれていたんだなと、一安心。
先輩ママと話した後は、気持ちがスッキリする。
娘や息子同じ学校にも不登校児はいるするはずなのだが、存在が全く見えない。
その親御さんたちと、こうやって話せたら、情報交換できたら、お互い WinWin だと思うのだが。
そんなことを考えた帰り道。