中3息子の担任の先生から電話があった。
電話の内容は
「卒業アルバムは、本当に購入しなくてよいのか」
「卒業アルバムに、名前を掲載してよいか」
「卒業までのカウントダウンカレンダーを作っているので、1言メッセージを書かないか」
息子に確認を取り
「購入しない」
「学校の意向に沿う」
「書かない」
と答える。
息子に確認するとき、彼がナーバスになるのではないかと、少々緊張したが
「あぁ・・オレ関係ねぇしなぁ」
と、こちらが拍子抜けするほどに、のんびりな返答で、こちらも
「あっ、OK!そう言っておくわ」
そうか、制服も買わず、学校の場所さえ知らない中学校を、息子は、あと1か月ちょっとで卒業・・というか、在籍しなくなるのかぁ。
進学も就職もしないので、3月からは、世間でいうところの
『引きこもり』
『ニート』
という部類に在籍するのだろう。
小6娘の担任の先生からも連絡があり、こちらは学校へ出向いた。
本当は
「娘さんも一緒に、いらしてください」
と言われたが、当の娘さんは、首を振ったので、私1人で。
今月配布された手紙を受け取り、書類に押印していると
「娘さんは、中学校の制服は、もう買ったのですか?」
と聞かれたので
「本人がいらないというので買っていません、必要になったら考えようかなぁって・・」
と答えた。
小学校でも、中学校の電話でも、明るく答えたつもりだったが、相手にはどう聞こえたかな?
不登校の籍からニートへ籍が移る息子と、中学校へ籍が移る娘と。
もうすぐ立春、旅立ちの春。
彼らの旅立ちはどうなることか。
そういえば
『もうすぐ春ですね。ちょっと気取ってみませんか』
なんて歌詞があったな。
「大丈夫さ!」
と気取っていたら、何とかなるかしら。
あっ・・気取る前に、花粉症対策しないと。
ハックション!あぁ~目が痒い!