吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

クリスマスリース4つ

先日、小6娘が放課後に登校したときに、担任の先生と、クリスマスリースを作った。

 

上手くできたので、玄関にでも飾ろうかとなり、そういえば去年飾ったクリスマスリースも、ついでに飾ろうと。

 

棚をゴソゴソ探していたら、クリスマスリースが3つも出てきた。

 

それも全て、手作りのものが。

 

要は、計4つの手作りクリスマスリースが、我が家に存在するわけで。

 

1つ1つ手に取って思い出してみると、4年前に、ここに引っ越してきて以来、毎年1つずつクリスマスリースを作っていた。

 

4つのうちの3つは、娘が、学校、公民館、近所のショッピングモールで作ったもの。

 

そして最後の1つは、ここに引っ越してきて最初の年に、私が作ったもの。

 

自慢ではないが、私は手作業が大・大・大の苦手である。

 

それでも作ったのは、小4息子が、当時、幼稚園年長だったとき。

 

息子は、引っ越し前、あれだけ愛してやまなかった幼稚園を、転園したとたん、断固拒否。

 

先生たちが

「クラスがイヤなら、園庭で遊ぶだけでも、空いている教室で工作をしてもいいから、いつでもおいで」

と言ってくれ、ときどき、皆が教室にいる中、親子で、園庭や空き教室で遊んだりしていた。

 

その幼稚園では、毎年親子でクリスマスリースを作る行事があった。

 

リースの元となるツルも、買ってくるのではなく、自然のものを探してくるようにとのお達し。

 

結局、他の親たちは皆、素知らぬ顔で、市販の円形リースを購入していた。

 

だが、私は、転園してすぐに息子が登園拒否となり、他の母親とコミュニケーションをとる暇などなく知らなかった。

 

困って、我が家の、優しいマンションの管理人さんに

「このあたりに、ツルはないものか?」

と尋ねると、マンションの敷地に、既に枯れているツル植物があるから、それを切って構わないという。

 

天の助けと、喜び勇んで、言われた場所に行ってみると、確かに、リースにするには、いい具合のツルがあった。

 

結局、その行事には不参加だったが、先生から熱心に

「家でリースを、お子さんと一緒に作って持参してくれたら、他の生徒同様に飾りますから」

と、リースに飾る小物を渡されて、引っ込みがつかなくなり、作ったのだった。

 

もちろん、息子は作るはずもなく。

 

「えぇ~いい!!ままよ!!」

と、切ってきたツルを無理やりまとめて、赤いリボンをグルングルンと巻き付け

「もうこれで、終わりでいっかぁ!!」

という私に、手作業大好きな、当時小2娘が見かねて、松ぼっくりや、小さな綿などの小物を

「この辺につけてみたらどうか」

と、アドバイスをくれた。

 

そんなリースを含めた4つを、我が家のあちこちに、小6娘が飾ってくれた。

 

手作業は大の苦手だが、こういう思い出はいい。

 

1週間限定の、にわかクリスチャンになった我が家。