クリスマスが近づいてきた。
中3息子・小6娘・小4息子は、今年も我が家の慣習にのっとり、サンタクロースへの手紙を仏壇に置いた。
毎年、今年こそバレるのではないかと、観念するのだが・・。
こうやって、手紙を書いてくるということは、バレていないのか?
まぁいい。
我が家のサンタクロース任務の第1関門は、仏壇に置かれた手紙を、子どもたちがみていない間に、すばやく取ること。
仏壇に、サンタクロースの手紙という、ミスマッチは、この際、目をつぶって欲しい。
『手紙が知らぬ間になくなっている=サンタクロースが手紙を取りに来た』
というのが、子どもたちの長年の認識。
まっ、私がそれを植え付けたのだけど。
この第1関門が、昔は楽勝だったのだが、年々難しくなっている。
仏壇は、居間にある。
不登校中の子どもたちは、寝るとき以外は、居間にいる。
子どものうちの1人は、昼夜逆転している。
ということは、24時間誰かしら、居間にいるという訳で。
今年は、自分でも神業かと思うくらいのスピードで、3枚の手紙を、ポケットに押し込んだ。
しかし、今年初めて
「仏壇の手紙って、お母さん取ったの?」
と、中3息子に尋ねられ、もちろん全力で、すっ呆けた。
そのあと、子どもたち3人で集まり
「兄ちゃんが、トイレに行く前は、手紙あったんだよね?」
「私もみたよ」
「でも、今、ないよ」
と話し合いをしていたが、私は、もちろん素知らぬ顔で、掃除機の音を "強"にして掃除をした。
この後の、サンタクロースの任務は、通販サイトで、夫の名前で子どもたちのプレゼントを頼むこと。
夫の名前で届いた荷物は、子どもたちは、決して触ることはないからだ。
現在、ここまでは完了している。
この後、手紙回収同様に、24時間誰かが起きている家の中で、当日、どのようにプレゼントを置くかという、最難関が待っている。
子どもの昼夜逆転が始まった、ここ数年は、おちおちサンタクロースは寝られず、25日は超寝不足というのが、お決まり。
それにしても、子どもたちは、クリスマスの、この一連の流れをどう思っているのか?
案外、親の座興に、仕方なく付き合っている??
疑念を抱きながらも、直接聞くなんてことはできず。
今年も、傍から見ればくだらないけれど、1年で1番緊張する季節が、やってきた。
中3息子の手紙
小6娘の手紙
小4息子の手紙