今週のお題「お花見」
小4息子が通うフリースクールで、スタッフ・本人・家族も交えて、初めてBBQ会をした。
当日は、暑くもなく寒くもなく、気持ちの良い風が吹く絶好のBBQ日和。
青空の広場の周りには、ぐるりと満開の桜。
参加者は、家族でだったり、本人1人でだったり。
年齢は、下は2~3才くらいから上は50代くらいまでの、20~30人ほど。
我が家は、夫・小6娘・小4息子・私の4人が参加。
知っている顔もあれば、初めましての顔もあり。
それでも、なごやかな雰囲気。
BBQ会場のスタッフの人に、火起こしの仕方などを教えてもらいながら、何となく4~5人で1グループに分かれ、それぞれの網の上で、肉や野菜を焼き始めた。
私たちは、家族で1グループ・・と思ったら、小4息子は気づいたら、仲良しのフリースクールスタッフのいるグループへ。
「飲み物ありますか?」
「お肉、余ってませんか?」
「あっ、もう焼きそば作ってるの?」
「マシュマロ、こっちにあるよ~」
そうやって、他のグループとも行き来がありつつ、青空とゆるやかな桜吹雪のなか、舌鼓をうった。
人が多いところでは、俯いて食事がなかなかできない小6娘も、皿に焼けた肉や野菜を、のせてあげると食べていた。
そのうち、自分でも網の上で、周りの人に教えてもらいながら、マシュマロを焼き始めた。
参加者がみんな、生きづらさをよく知っている人ばかりだったからなのか、娘がいつもより少し、場に慣れるのが早いように感じた。
そのうち、フリースクールに通う子供たち、スタッフたちで、ドッヂボールが始まり、小3息子もその中にいた。
娘は、少し先にある、アイスクリーム売り場を見つけて、早速におねだり。
娘、他人がいるのに、今日はよく食べること。
アイスクリームを食べ終えてから
「ドッヂボールを近くで見るだけなら」
と、私と一緒に、外野の少し後ろからみていた。
外野にいたスタッフが
「もし、ボールがそっちにいったら取る係、お願いできる?」
と、娘に言ってくれる。
娘も戸惑いながら、小さくうなずく。
コート内では、小学校を1週間でやめた息子が、不器用にボール投げたり、戸惑いながらボールから逃げていた。
その後、娘は、声をかけてくれたスタッフとバドミントンをした。
バドミントン初心者の娘に
「大丈夫だよ」
「今の、すごいよ!」
とスタッフの方が声をかけてくれる。
いつもなら
「どうしたらいいの?」
というような困り顔を、私に向ける娘が、1度も見ようともしない。
途中から、ボールが顔に当たり、不機嫌になってドッジボールをぬけてきた息子が、シャトル拾い係になったりして、帰る時間まで、バドミントンは続いた。
私も、夫も、参加者の方とおしゃべりもできた。
帰り、広大すぎる現地に、駐車場まで、家族で迷子になったというオマケもついて、楽しい1日だった。
中3息子も一緒だったらなぁとは思ったけれど、本人も1人の時間を楽しめたらしい。
まっ、それなら、良き良き。