吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

サメをもとめて

私は、自宅から少し離れた病院へ 定期的に行っている。

 


先日の受診後に、この病院近くにある、スーパーへ行ってきた。

 


実は、このスーパーの支店が 自宅そばにあったのだが、一昨年閉店してしまった。

 


この閉店してしまったスーパー、私の大のお気に入りだった。


決して大型店舗ではないが、価格と品質勝負のアットホームな店。



週に1度の特売日は、毎回 駐車場に入る車の列が絶えなかった。

 

まず、入り口近くの野菜が 野菜が安い。

ゴボウは、いつ行っても98円。必ず買った。

 

そして、子供のおやつにはもってこいの 大袋入りのお菓子が安い。

 


しかしなにより魅力的なのは、母体が魚関係の会社らしく魚の種類が多く、新鮮で味が良いのが なによりも魅力。

 


生魚もよいが、焼き魚弁当が最高。

 


弁当1つ500円きる値段で、脂がのった大きい厚い切り身が で~んと一面に鎮座。

 


ご飯が見えない、いや お弁当全体が 魚で見えない。

 


その大きな魚の下に隠れている副菜も、なかなかに美味しい。

 


普段、ご飯は家にあるので 買うのはおかず惣菜のみだが、そのスーパーでは焼き魚だけの惣菜がないので ご飯が家にあっても、その焼き魚弁当を買っていた。

 


それなのに、私が引っ越してきて1年もたたずに閉店。

 


店自体は 30年近くやっていたらしいが、非常に残念だった。

 


私が、閉店に追いこんだ疫病神だったのかと 自信を呪いたくなったほどに。

 


その お気に入りだったスーパーの本店が、病院の近所にあるとわかり、 ウキウキしながら行った。

 


本店だというが、そこも こじんまりした店舗。

 


しかしここも、入口で出迎えてくれる 野菜が安い。

 


病院から徒歩5分というので、車は病院の駐車場に停めて徒歩できてしまったので、重たい野菜は今日はパス。

 


今回の本命は、魚だ。

 


我が家の小6の肉大好き息子が、魚のおいしさを知ったのは 閉店してしまったこのスーパーの支店だった。

 


息子は カレイとサメの煮つけが大好物になった。

 


スーパーが閉店してしまってから、カレイは他でも売っているが、サメが売っていない。

 


息子は、時折 思い出したように「サメが食べたい」と嘆く。



鯛やヒラメや鰻のような高級魚が食べたいと嘆いているのではない、息子が食べるサメの切り身は安い部類。



逆立ちしても、手が出せない値段ではない。

いつか食べさせてやりたいと思っていた。



このスーパーなら、サメが売っているはずだ。

 


やはりあった。

1つや2つではない。大量にあった。

 


サメは骨がないから、もしかしたら小3の娘と小1の息子も食べるかもしれない。

 


6パック買い込んだ。

 


目標は達成したが、主婦たるもの1度はスルーした野菜が気になり買い込む。

 


レジ近くの焼き魚弁当にも 目が奪われたが、野菜とサメで既にかなり重そうだ。

 


弁当私の分1つだけというわけにはいかない。



子どもの分も3個買うと、袋に入りきらない。



仕方あるまい。弁当は諦めるが 次回は必ず。


 

帰りは 「駐車場まで徒歩5分でよかった!これ以上は歩けない」と、ヒーヒー言いながら戻った。

 


帰宅して 戦利品のサメを煮ると、小6息子はもちろん、小3の娘も大絶賛。

 


また次回も買いに行かなくては。

 


病院へ行く目的が1つ増えたな。