吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

甘えん坊は止まらない

小1の息子は、居間にいつも布団を敷いて、そこに寝転んで過ごしている。


私がちょっと食休みをしていたり、別室で携帯をいじっていると、どこからともなくスーッと顔を出す。


そして言うのだ「お母さん、サボってるの?なら、オレの布団でサボりな」と。


かわいい言動だが、少々見方を変えると、いつも見張っている家庭内ストーカーともとれる。


赤ちゃんの後追いストーカー時代からの、進化版とでも言おうか。


少し前まで、日中に何度か、布団に一緒に寝転べばストーカーは納得してくれた。


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ところが、最近は就寝直前に 一緒に寝転ばないと、たちまち口がへの字になって涙をこぼして抗議する。


就寝直前に、一緒に寝転ぶことをしなければ、日中に寝転んだことなどカウントされない。


更に言えば、その時間は2~3分ではいけない。


最低15分は隣で寝転ばなければ、全力で羽交い締めにされて涙の抗議活動が始まる。


因みに、子どもと私の寝室は一緒。各々、床に布団を敷いて寝ている。


ストーカーは 私の左側に布団をぴったりくっつけて、私の布団領域にさも当然とばかりに侵入、私の左腕にしがみつきながら寝る。


私の右側の腕は、小3姉が支配。


そんなわけで、私は寝るとき仰向けになり 両腕を小3の娘と小1の息子にしがみつかれながら寝る。


まるで、長年の逃亡の末につかまえられた犯人のような。
「もう絶対に逃げられんぞ」と両脇をガッチリ刑事に固められたような。


もちろん、両脇が寝たと確認したら すぐさま腕は外す。


しかし、左のストーカーは 私の布団領域からなかなか出て行こうとせず、強制退去させても、いつのまにか戻ってくる。


ストーカーではなく正面突破の甘えも、もちろんある。


自宅で、自分の嫌いな野菜がでると「あ~んして」と食事を食べさせてくれるよう頼む。


入浴は、私と一緒じゃないと入らない。兄弟とはイヤ。


私の上着のすそから強引に自分の顔を服の中に入れるという行為は日常茶飯事。


しかし、困った困ったと言いつつ、これがそのうち 立場が逆転して 私が甘える側にまわるのだろうか。


「ご飯が食べられないから、あ~んして(介助して~)!」

「1人でトイレに行くの(転びそうで)怖いから来て~!」

「お風呂1人で入れない~!」

「もう歩けない~!」


私がそうなったら
「小1の息子に積極的に介助してもらうから!」」
「今、兄と姉もしていないほどの甘えっぷりに対処しているのだから、至極当然」

と本人に言いきかせ、私の言葉を小6兄と小3姉にも覚えておくよう言っている。


だが、奴は介助なぞ やらないだろう。


そんなもんだ。それでいい。親が子供に迷惑をかけずにいられるのが、親としては1番だ。


それでも迷惑はかけちゃうのだろうけれど。


我が家の最後の甘えん坊ストーカーは、今日も元気にくっついてくる。

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