甘えん坊の記録
『末っ子は甘えん坊』という話は よく聞くが、我が家の末っ子 小1の息子もそれだ。
素直でストレート過ぎる その甘え方は、親の心をガッチリつかむ。
先日もそうだった。
いつものように、小1息子は 居間に布団を敷いて 寝転んでいた。
食後に、私も居間で休んでいると「お母さん、サボってるの?それなら、オレの布団に来てよ~」と。
それならと、しばらく 息子の布団で一緒に寝転んでいたら、隣にピッタリくっついて足をからませたり、手をつないできたり。
「邪魔じゃ~」と言うと「えへへ、ごめんね」と言った数秒後に、同じことをしてくる。
その後、忙しくしていたら「お母さん、サボらないの?」「サボるときは、布団にきてね」「待ってるから」と、何度も息子が言いにきた。
その度に「ハイハイ」と、生返事をしていた。
しかし、私の頭の中では「家事が済んだら、ブログを書きたい!書こう!」がグルグル。
ブログを書くことが、最近の私の1番のストレス解消だ。
ようやく家事が終わり、就寝時間まで まだ時間がある!
いそいそとPCの前に座り、YouTubeでカフェミュージックを聴きながら書くのが何より楽しい。
ブログを書いている間も2~3度息子は「お布団で待ってるから」「まだ来ない?」と言いに来たが、私はハイハイと生返事。
ブログも書き終わり、さて 時間も遅くなってしまった!子どもを寝かせねばと 子どもたちに声をかけた。
すると、小1息子が上目遣いで睨みながら「ん~~~」と唸っている。
「何?何?どうしたの?何を怒ってるの?」と尋ねても、上目遣いで睨むばかり。
そこで、ようやく気づいた。
「お母さんが、お布団に来なかったから怒ってるの?」
息子の首が縦にふられ、口がグッとへの字になったかと思うと、涙がポロポロ。
可愛い。いや、かわゆい。
はぁ..あなたと親子でなければ、あと数十年私が若ければ、あなたが数十年 年を重ねていたら、韓流も真っ青なラブストーリーだったろうがなぁ。
アラフィフのおばちゃんが あってはならないシチュエーション、聞いてはいけないセリフだ。
でも 悲しいかな、7才の我が子には かわゆさはあっても、トキメキはしない。
上2人の子どもは こういうストレートな甘え方はしなかったなぁ。
2人には、ガマンさせたのかなぁ。
あぁ、こうやって、息子から離れられない母親が誕生するのだろうなぁ。
数年後 同じ口が「あっち行けよ」「離れろ!気持ちわりぃ」と言うだろうから、ここに何がなんでも 記しておかねばと思うに 母は至った。