不登校児童が、小中だけで、全国で約24.5万人いるらしい。
オンラインでは、不登校児の親の会など、大盛況。
オンラインフリースクールというのが、流行ってきているらしい。
私も、先日、その中の1校の話を聞いた。
そこは、定員を上回る申し込みがあり、普通校さながらに親子面談して、お断りもあると。
こんな状況なのだから、私の近所にも不登校の家庭はあるはずだが、その実際の姿を見ることが、非常に少ない。
要は、不登校の当人同士の、実際の繋がりない。
人間、行きたくない場所に無理して行かなくても良いが、家庭以外の居場所は、あったほうがいいと、私は、思っている。
我が家の不登校中の子どもたちは、小3の息子が、現在、フリースクールという、家庭以外の居場所を確保。
しかし、小5娘と中2息子は、ほぼ在宅。
他人との交流は、月2回、オンラインで数人とゲームを1時間ほどする機会があるのみ。
その時間を、2人は楽しんでいる様子。
中2息子は、そこで、よく喋る。
「前から、敵が来てますよ!」
「うわぁ!この敵、ヤバいっすね!」
「今のナイス!」
「よっしゃあ!勝ったぁ!!」
一方、娘は、1言も喋らないが、毎度楽しいと。
でも、娘が、時折、言うのだ。
「あぁ、暇」
「何処かに行きたい」
近所の公園も、スーパーも、カフェも、ショッピングモールも行きたいところじゃないと言う。
昼夜逆転の息子が、真夜中いつも、居間でテレビやゲーム機に話しかけるように、1人で大笑いしている。
誰か、家族じゃない誰かが、今、息子の隣にいて一緒に笑ってくれたらなぁ。
何処かに行きたいんじゃない、まだ見ぬ誰かと娘は行きたいんだろうなぁ。
親としては、力を貸せないもどかしさを感じる。
こんなときは、子どもの好物を夕食に作ろ…あれ?気がついたら、マクドナルドを頼んでいた。
子ども達から神だ、仏だと、感謝されたから、まぁいいか。
果報は食べて待て…なんてやってるから、太るのだな。