吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

中1娘、はからずもダイエット中

『食べることが大好き』

『気になった食べ物は、どうしても食べてみたい』

『自分の食べ物が、人に食べられることが、この世で最も許せない』

というほど、食に対して貪欲??な、中1娘が、この数ヶ月で、宗旨替えをしたよう。

 

起きている間は、何かしら口に入っていた彼女が、食事以外、口に物を入れていない。

 

買い物から帰宅した私に、お菓子の土産がないと膨れていた彼女が、何もいわない。

 

外出すると、何処かで食べるのが、土産を買って帰るのがマストだと、口を尖らせた彼女が、寄り道せず帰宅がマストだと言う。

 

そうなると、どうなるかといえば、彼女は痩せた。

 

「強固な、ダイエットの意思がある訳じゃない」

と、彼女は言う。

 

きっかけは、歯の治療。

 

長期間かかる歯の治療が、少し前から始まり、口の中に四六時中、多少の違和感があるよう。

 

それで、食べることが億劫になったと。

 

運動は全くなしで、間食と食事のおかわりをなくして、24時間顔を合わせている私が分かるほどに、この数ヶ月で痩せた。

 

「歯の治療が終わったら、これを食べよう!とか考えてるの?」

と、娘に尋ねると、彼女は首をふった。

 

思春期にみられるダイエットからの、拒食症に発展…なんてことが、一瞬、頭をよぎった。

 

しかし、冷蔵庫内の残っていた唐揚げに、娘の字で

『絶対に、絶対に、この唐揚げを食べるな、食べたら絶対に、絶対に、絶対に許さない』

というのを発見。

 

これは、娘が、自分の食べ物を残したときに、それが入った器に貼っておく、毎度お馴染みの、家族に向けた呪いのメッセージ。

 

もちろん、このメッセージ入りの唐揚げは、その日のうちに彼女自身が、彼女の体内に片付けた。

 

そして、今日、彼女との会話で

「私、誰かとシェアする食べ物が苦手なんだ」

「だって

“ この食べ物は1人○個ずつだな "

って心の中で思っても、誰か多く食べちゃうんじゃないか、私の分が少なくなるかも!って心配で心配で!」

「だから、定食みたいな、自分の分がお盆の中で決まっている食べ物が好き!」

と、私に彼女は言った。

 

うん、食への貪欲さは失っていないな。

拒食症は…うん…今は大丈夫な気がする。

 

家族以外と、ほぼ交流なし。

不登校5年目、中1女子、ただいまダイエット中。