吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

お手伝い

小6娘と一緒に、お手伝いをしに行った。

 

行き先は、小4の息子が通うフリースクールの親の会の会員の1人が立ち上げた、生きづらい方々の為の団体。

 

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そこで月に2回、格安で食堂を開いているという。

 

「手伝いに来てくれるのは歓迎よ」

と言われ、この旨を伝えたら、娘も

「行きたい!」

 

娘は、不登校当初から外出は大好き。

 

何かをしたい、何処かに行きたい、でも、何をしたいのか、どこへ行けばいいのかわからず、いつもモヤモヤしているように、私には見えた。

 

お手伝い当日、娘は午前2時ごろに目が覚めてしまい、居間でテレビを見ていたが、午前5時ごろに寝落ちしてしまったよう。

 

「しまったよう」

というのは、母親の私はそんなこととはつゆ知らず、高いびき。

 

確かに、私が起きたら、居間で娘が寝ていてビックリした。

 

さて、現地に着くと、早速に土のついた野菜を洗ってほしいと言われ、タワシで娘と洗った。

 

それから使った調理器具や、食器を洗った。

 

洗っていると、スタッフの方から代わる代わる

「今日は来てくれてありがとう」

「助かるわ」

「あらぁ、キレイに洗ってくれて」

「疲れたでしょう?座っていいのよ」

そんなお褒めや労いの言葉が、かかる。

 

娘と2人で並んで洗っていたが、この言葉は、娘へむけてのことだ。

 

初めての場所、人の多い場所では俯いて動けなくなる娘が、気づくと、洗い物をしながら、小さな声でずっと鼻歌を歌っている。

 

家でも、こんなに鼻歌を歌ってるなんてないのに。

 

混雑が一段落つくと、私たちにも、お客さんに出されたご飯と同じものが頂けた。

 

こういうとき、一口も箸をつけることができない娘が全部食べ、さらには別で出された漬物にも箸が伸びた。

 

そうして2時間ほど、お手伝いをし

「また来てね」

「助かったわ」

「疲れたでしょう」

「あんなに汚かった野菜が生まれ変わったわ!」

と、多大なる賛辞を背に、そこを後に。

 

帰り道、娘に感想を尋ねると

「ちょっと疲れたけど、また行きたいな!」

 

OK!また行こう!