吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

お隣さんとお茶

お隣に住む、若いインド人ご夫婦宅で、小6娘・小4息子も一緒にお茶をした。

 

reysolharukei.hatenablog.com

 

お隣さんとは、娘が手作りの卵焼きを持っていったり、お隣のご主人お手製の柿のケーキを頂いたり、旅行先のお土産を渡しあったりしていた。

 

ここ2か月くらいは、お互い連絡もなく過ごしていたが、1週間ほど前、私から

「お茶でもしましょうよ」

と図々しく連絡をして、今回実現したもの。

 

これまでは、お互い玄関先でのやりとりだけで、部屋には入ったことがなかった。

 

前日、娘と手土産をスーパーで探した。

 

あれこれ考えながら、お菓子売り場を、ムダに練り歩く私を横目に、娘は、自分の好きなお煎餅と、最中を、サッと手に取り

「これがいいと思う」

と、私に見せた。

 

あれこれ、私が考えていた条件に適合。

 

それにした。

 

当日は、直前までギャーギャー騒いでいた小6娘と小4息子は、部屋に通されると、借りてきたネコに変身。

 

娘は、マスクを顔半分以上覆って、通常通り俯く。

 

普段、物おじしない息子は、椅子にふんぞり返るかと思いきや、椅子に座らず、ベランダの窓際で

「立ったままでいい・・」

とボソッ言い、私たちに背を向け、外を見たまま。

 

心配したお隣の奥さんが

「普段、インド人は床に布を敷いて座るのよ」

と、布を息子の近くに敷いてくれたが、それでもなかなか座らず。

 

出だしは、そんなだったが、大人たちが世間話をしていたら、そのうち、子どもたちも出された、たくさんのお手製のお菓子を頬張っていた。

 

5年前に結婚してすぐに来日したというご夫婦。

 

今までに旅行した日本の場所、住んでいた場所、今の仕事の話、日本語をどこで学んだとかを聞きながら、インドの故郷の話、家族のこと・・。

 

口が滑らかになった、日本のおばちゃんは、疑問が止まらない。

 

「サリーって、あれは1枚の布なんですって?」

「普通にあれ着て、出かけるの?」

「着物みたいに、着るときに紐は使わないの?」(使わないらしい)

「寒い日はどうするの?」(ヒートテック下着や、上着を着るらしい)

そんな私のバカ丸出しの質問に、奥さんはわざわざ、サリーを見せて着てくれた。

 

「そういえば、インドの方って、額に赤い粉つけてるでしょう?あれは、なぁに?」

と、私が言えば、奥さん、またまた、その粉を持ってきてくれ、ご主人はその間に粉の説明をしてくれる。

 

そんな話をしていたら、お2人の結婚式のビデオをみる流れに。

 

結婚式は2日間にわたって行われ、招待客は700人。

 

子どもとともに

「なな??700人???」

と驚く(招待客1,000人というのも、普通らしい)

 

式2日目は、午前7時から始まり夕方まで続くと聞いて

「し、し、7時始まり??朝の??」

と、またビックリ。

 

インドの伝統的作法であろう結婚式のビデオを見ながら

「この人、何してんの?」

「このツボに、何が入ってるの?」

「手に何を持ってるの?」

「これ、何食べてるの?」

 

子どもと一緒に「何これ?」を連発しながら、ビデオ鑑賞。

 

その後、念願のインドカレーレシピを教えてもらい、お手製のガラムマサラを頂いた。

 

「1時間くらいで、帰ろうね。初めてのお宅で長居は失礼だ」

と、出掛けに子どもたちに言っていたのに、4時間も居座ってしまった。

 

「インド人は、家に招いたり、賑やかなのが好きなんです」

と、終始ニコニコとしていたことに甘えすぎた。

 

でも、最初はネコをかぶっていた子どもたちも、だいぶ緊張がとけたようで

「楽しかった!また行きたい!」

と。

 

こんなご近所付き合いは、随分と久しぶり。

 

楽しかったっ!