不登校の何が良いかと言えば、好きな時間に好きなことができるということ。
入浴も、晩である必要はない。
その日も、小4の娘・小2の息子とともに、昼間から風呂に入った。
入って間もなく「何か遊ぼうよ」と子どもが言い出し、ちょっとした遊びが始まるのが常。
『ちょっとした遊び』というのは、しりとり とか 連想ゲーム とか。
最近は、イントロクイズ が多い。
しかしながら このクイズ、年を追うごとに 子どもとのジェネレーションギャップが広がるばかり。
子ども達の出題するネットで流れている歌は、私には皆目わからない。
数年前は、童謡で大いに盛り上がったが、最近はダメ。
「はいはい、キラキラ星でしょ」
「あっ、また。ぞうさんね・・はい、次の人~!」
親としては、どうせなら盛り上げたいし、自分も楽しいほうがいい。
盛り上げるには、童謡以外の 子どもも知っている歌、そして私も知っている歌。
だが 悲しいかな、そういうのは1曲か2曲しかない。
その虎の子の1曲か2曲を出題しても、毎度であれば 当然ながら盛り上がらないし、楽しくない。
さて、どうしたものかと 実験・観察・考察を繰り返した。
そして導きだした結論は、自分が歌いたい歌、且つ 解答者に答えが分かりやすい歌。
これならば、出題者も解答者もWin-Winではないのか。
さて それは、どんな歌か?
そう、それは、80年代のヒット曲。
昔の唄は、サビが題名であるものが多いので、サビを歌えば 解答できたも同じ。
例えば
『ギンギラギンにさりげなく』しかり
『君に、胸キュン。』しかり
『涙のリクエスト』しかり
その中で、子どもに最もウケたのは、ネットでも一時話題になった『15の夜』
『うっせぇわ』の歌詞なぞ、カワイイ寝言レベルで、とんでもない犯罪者の歌だと、大うけ。
完全にコミックソングだと思っている。
本当は、もっと深く、繊細な歌なのだが、小4と小2に説明しても分かるまい。
尾崎豊も「こんなはずでは」と草葉の陰で泣いておろう。
そして、今日も小学生の子どもの 若干の白い目をものともせず、風呂場にてソラで歌うは 80年代曲。
ところで、King Gnuの『白日』が、何度見ても『しろめ(白目)』と見えるのは、アラフィフあるある で良いだろうか。