吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

雨の前日の気分転換

お題「気分転換」


明日が雨だと天気予報でいうので その前日に、病院へ定期検診をしに行った。


病院へは 1人で行く。


1人の時間が持てるから、病院通いは嫌いじゃない。


いつもは車で行くが、その日は 夫が車を使っていたから 電車で。


子どもが産まれてから、電車に乗る機会がめっきり減った。


その行動が少なくなると、脳は衰えてしまうのだろうか。


少し前に、子どもを連れて電車に乗ったら 乗り換えは間違えるわ、逆方向の電車に乗るわで 到着予定時刻を大幅に過ぎてしまった。


誰かと待ち合わせをしていなかったというのが、不幸中の幸い。


不幸中の幸いだけれど、自分の脳の衰退加減が恐ろしくなった。


でも今回の病院へは 乗り換えなしで、4駅乗るだけ。いくらなんでも大丈夫さ。


田舎の昼前の電車は空いている。


子どもがいないので、お喋りすることも、時間を気にすることもしなくていい。


何とはなしに 外の景色を見たり、中吊り広告を見たり、前に座っている人を見たり。


気候も良くて、穏やかで。


あぁ、気持ちがいい。


診察もすんなり終わり、駅にやってきたが、このまま帰宅する気になれなかった。


駅前の店たちが、私を呼んでいる。


私の意識がロックオンしたのは、広すぎず狭すぎずのちょうどいい本屋。


ちょうどいい広さの本屋を ゆっくり見ながら、単行本を3冊選ぶ。


本屋でのセルフレジなるものを、あわあわしながら初体験。


入ったときには気づかなかった、出入り口の雑貨コーナーを出る前に一周り。


そこにあったスイカ柄のTシャツをみながら、スイカが大好物の小4の娘は このTシャツも好きかしらと、ふと思った。


帰りの電車内は、学生が多かった。


黒いズボンに白いブラウスの制服の男の子たちをみながら、ウチの中1の息子が着たら どんなかしらと想像した。


最寄りの駅に着いて 階段を下りていたら、私の前にいた人が 真っ赤な上着に真っ赤な靴を履いていた。


赤が大好きな小2の息子がみたら「なんてカッコイイんだ!」と喜んだはず。


あら、いけない。夫を想像するのを忘れたわ。


そして、実は 帰りの電車を乗り間違えた。


病院の最寄り駅は2社の路線が入っていて、違う路線の改札をルンルン気分で入り、直後にUターンという失態。


これさえなければ、完璧な気分転換になったのだが・・ズボラは詰めが甘い。