吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

誰かに、誰かが

誰かに、誰かが手を差し伸べる。声をかける。これは、なんて素晴らしい行為なんだろう。

 

ただいま、自主的休校中の7才娘。

 

reysolharukei.hatenablog.com

 

ご近所さんの美容室のおばさまから、昨日の昼間に電話があった。

 

「娘ちゃん、今日も学校行ってないの?たまには気分変えて、私が一緒に登校しようか?そうしたら、行くかもよ!ダメかしらぁ?」 

 

ここ数日、娘は 適当な時間に私と学校へ行っていた。

 

行くといっても、クラスには入れないから 学校の敷地内を徘徊して それで帰宅。

 

学校の荷物も持たず、手ぶら。靴は娘のお気に入りのサンダル。

 

おばさまの申し出に、娘も喜んで ランドセルを背負って 私とおばさまと娘と昼過ぎに学校へ。

 

おばさま、夕方まで店に予約が入ってないからと 店を閉めて来てくれるという。予約がないからといっても、他にも仕事はいろいろあるだろうに「いいの!気にしないで!」

 

3人でこうして学校に向かったが、時間が悪かった。

 

行ったら、午後の授業前の清掃時間。

 

生徒があちこちで、ほうきやチリトリ片手にいるのを見た瞬間 娘の腰がひけた。

 

「みんなが見てる。今ごろ来てるって。おかしいって言ってる。どうしよう。怖い」娘は、私の後ろに隠れた。

 

靴箱前でギブアップ。

 

おばさまは「よく頑張ったね!じゃあ、帰ろっか!」と。

 

 

その夜、担任の先生から電話があった。

 

こまめによく連絡をくれる先生だ。

 

「朝、私が家に迎えに行きましょうか?」 

 

「無理そうなら、学校にこれたら 授業中でも構わない。 ほんの少しでもクラスに顔を出してくれたら嬉しいです」

 

先生の申し出に、娘は 先生が迎えに来るのは拒否。でも、クラスに顔を出すのくらいならいいと。

 

 

そのあと、娘の幼稚園時代からの親しい友だちのママからラインが。

 

「私と、うちの娘に なにかできることがあったら言って」

 

 

今朝、起きてきた夫が 娘と何かヒソヒソ話していた。

 

朝食を食べ終わった娘が、皿を台所にもってきて「今日のおとうさんへの手紙、私が書きたい」と、私に言った。

 

いつも、主人に持たせる おにぎりに、簡単な手紙を添えている。その手紙を自分が書きたいというのだ。

 

「いいよ」というと、さっそくペンを走らせて書いた手紙を見せてくれた。

 

『学校に、なんで行かなきゃいけないのか おしえてくれて ありがとう』

 

夫が娘に言った、学校に行く理由は 「高校や大学にいくため」

 

・・・正論すぎて笑ってしまった。

 

担任の先生や、私が そんな正論を言ったらストレスだろう、納得しないだろうと 懸命に遠回りしていたことをズバリ言っちゃったよ。

 

娘は「わたし、今日 学校いく。明日も学校いく。明後日も行く」と言って、ランドセルを背負って すんなり兄と玄関を出ていった。

 

誰かに、誰かが手を差し伸べる。声をかける。これは、なんて素晴らしい行為なんだろう。

 

結果は、どうなるか分からない。

 

分からないけれど、なんて素晴らしい。

 

なんて有り難い 行為なんだろう。

 

f:id:reysolharukei:20190618113734j:plain

<a href="https://pixabay.com/ja/users/geraldfriedrich2-4331363/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=2470854">Gerald Friedrich</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=2470854">Pixabay</a>からの画像