吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

猛者即決

その日は、小4息子が通っている、フリースクールの親の会の、定期ミーティングだった。

 

この会は、不登校児の親たちの会。

 

会員は10人ほどだが、私よりも皆、年齢も経験も上。

 

そして、ここの会員のほとんどが、自らも不登校や、生きづらさを抱える人のための団体を主催、スタッフでいるような猛者ぞろい。

 

reysolharukei.hatenablog.com

 

ミーティングは、いつものように、雑談から入り、先月の業務報告、脱線して雑談、今後行うイベントの打ち合わせ、脱線・・。

 

そんなミーティングも1段落ついたとき、猛者の1人が

「コロナ前はさぁ、みんなで旅行とか行ったよね」

と話しだすと、他の猛者たちも

「そうそう、近くの駅からバスツアーが出てて・・今もあるの?」

「あぁ、あのときの旅行先、✕✕があって楽しかったわね」

と返事をする。

 

ここまでは、よくある光景だが、猛者のすごいところは、その話の5分後には

「まだ、そのツアーあるわよ!近々は来月の〇日だって!費用は・・、宿泊先も口コミ見るといいみたい!行く人~!」

そして、ほとんどの手が上がり

「私、来月、すっごい忙しいの!でも遊ばなきゃやってらんないから、行く!アハハハ」

「私も、予定入っていたけど、変更できるから行っちゃう!」

「じゃあ、申し込みしちゃうよ~」

「OK!」

 

私は手を挙げなかったが、目の前で、あれよあれよと、ものの10分ほどで1泊2日の旅行が決まった。

 

もちろん、旅行不参加だからと言って、文句を言われることも、次回の参加を強制されることもない。

 

聞くと、万事この調子で、親の会の会員同士であちこちに行ったらしい。

 

この旅行の話をしている最中

「さっきの、イベントの講師って・・」

「この書類の提出って・・」

と、真面目な話も並行していた。

 

親の会に入会して、まだ8か月。

 

まだまだ、この会、この猛者たち、奥が深そうで、楽しみだ。