吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

行かんでも なんとかなるやろ 知らんけど

題名のものは 私が 時折 拝見する 不登校児をもつ親のサイトで、ぶっちぎりで大賞に輝いた川柳

miraitizu.com


一見、親として随分と無責任な、随分と冷たいようにも見えるが、これが紆余曲折の末に辿り着く答えだと、私は思っている。


「~せねば」を何度も脱ぎ捨て、それでも 湧いてくる不安を払いのけるための言葉だ。


確かに 小学生の今、勉強をしていないのは 我が子は相当なハンデを背負っている。


登校して、勉強をすることで 選択の幅が広がることは確か。


でも、未来は誰にもわからない。


必ず幸せになるかどうかは、誰にも分からない。


この不登校サイトで、
人生を『 旅 』と考えたとき 毎日登校している子は『パック旅行』で旅している人、不登校の子は『バックパッカー』だと言ったスタッフがいた。


どちらも旅人で、どちらも一長一短ある旅。


同じところを歩いていても、見える景色は違う。


どちらがいいかは、楽しいかどうかは その人次第。


しかしながら「我らはバックパッカーだ」と、言うは易し・・。


だって 私は、子どもとバックパッカーの旅行をしたかった訳じゃない。


本当は、パック旅行で快適に旅をする気満々だったのだから。


私は「学校へ行こう」「ちょっとでも行こう」「学校がだめなら、せめて勉強だけでも」と 子どもに 叫び、首根っこをつかんで「パック旅行に行こう」と引き戻したのに、子どもたちは迎えのバスに全然乗らない。


バスは、時間だからと出発してしまい、結局 おいてけぼり。


仕方なく、私も子どもとトボトボ歩くことにした。


今日の宿はどうするの?

今ごろ、パック旅行なら有名な観光名所をみられたのに・・と随分と 私は子どもに愚痴をこぼした。


でも、トボトボ歩く道も悪くないと思うようになった。


キャンプも悪くないかも。


パック旅行にはあるはず予定表がなくて、時々 心配になるけれど。

ガイドさんに連れられ、目玉スポットになんなく着けるのはいいよなぁと 羨ましくなったりもするけれど。


でも、地元の人に出会ったり、同じバックパッカーに出会ったり、穴場の場所をみつけたりも悪くない。


そんなわけで、今の私も


行かんでも なんとかなるやろ 知らんけど


道が無いようであるような、無いのに道だと思い込み「なんとかなるやろ」と 歩いている。


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