吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

久しぶりの電車で

小4息子が、私の車の送迎でずっと通っていたフリースクールに、1人で電車で行きたいと言い出したので、電車通学の練習を、私としている。

 

reysolharukei.hatenablog.com

 

そんな訳で、私も、電車に乗るようになった。

 

ここ10年以上、自家用車での移動がほとんどだったので、何だか新鮮。

 

息子が乗る電車は、ラッシュの時間帯とは、ずれている。

 

帰りは、学生さんたちの帰宅時間と多少重なるが、田舎の電車のこと、車内はそこまで混まない。

 

空いている車内では、中吊りをみたり、ついつい人間観察も。

 

特に高校生をみてしまう。

 

私の高校生の服装の印象は、かなり古い時代で止まっている。

 

女の子はミニスカートに紺色のハイソックス、紺色のスポーツバッグみたいなのを肩からかけていたような・・。

 

男の子は・・覚えていない。

 

今、目の前にいるのは、男女ともにリュックを背負っている子が大半。

 

男の子は、直方体?円柱?とにかく縦長の型のリュックをよく見かける。

 

女の子はミニスカートが相変わらず多いが、靴下は、ハイソックスあり、黒ストッキング、くるぶしくらいの短い靴下と、バラエティにとんでいる。

 

今でも制服のスカートは『膝下~センチ』なんていう校則があるのかな。

 

ウェストを何回も折って、スカートを短くしたりとか、私やってたっけ。

 

ちょっと前まで、我が子のことを思うと、制服姿やランドセル姿に、目を背けていたけれど、今や、なんとも思わず見られるように。

 

・・いや、嘘。

 

ほんのちょっとだけ、胸がザワザワする。

 

制服姿にというよりは、学生さんたちが、車内で、ホームのベンチで、友達と一緒にお喋りしている姿に。

 

ウチの子は、人生のうちの、こういう時間を知らないで通り過ぎてしまうのかな って。

 

ちょっと思って、ちょっとだけ悲しくなる。

 

ぼんやりそんなことを思っていたら、隣に座っていた、電車通学練習中の小4息子が

「オレ、1人で電車に乗ってい行ける自信と覚悟は、超~あるんだよね!!」

と、私に話しかけてきた。

 

「じゃあ、あとどのくらい練習したら、1人で行けそう?」

と返すと、自信満々に

「あと、1か月だね!!」

 

思ったより長いな。

 

なんて言葉は飲み込んで、代わりに

「いいね!その意気だ!」

 

息子と2人で、ニカッと笑ったら、心のザワザワは、どこかに吹っ飛んだ。