麹生活と、妄想と
我が家の調味料には、麹が欠かせない。
そうは言っても、始めたのは最近。
塩麹と醤油麹から始めて、今は、玉ねぎ麹と酢麹を常備。
玉ねぎ麹を作ったのは、SNSで
「これがあれば、コンソメはいらない」
とあったのがキッカケ。
結果、その通りだった。
最近の我が家のスープは、野菜などの具材に、玉ねぎ麹と、その時々に味噌や醤油、塩をちょっと足して終わり。
コンソメどころか、味噌汁の出汁をとっていた煮干しも、お役御免かも。
野菜炒めに入れていた、鶏ガラの調味料も、玉ねぎ麹が代用してくれる。
酢麹は、酢の代用。
麹が入って甘さがあるせいなのか、酢ほどツンとした感じがなくていい。
サラダのドレッシング、漬物、ちょっと酢のきいた炒め物、餃子のタレのお酢代わりにも。
次なる麹だって、計画中。
今、冷蔵庫にある、ニンニクと生姜のチューブがなくなったら、ニンニク麹と生姜麹をやってみようかと思っている。
あぁ、こんなことを書いていると、憧れの丁寧な暮らしをする料理上手になったよう。
もちろん、丁寧な暮らしをする料理上手の部屋着は、着古したスウェット上下じゃなくて
「母が着ていた、お古の着物ですよ~着なれてしまえば、着物って楽ですよぉ」
「こうやって、お喋りしている間に重曹で、台所のお掃除しちゃうんですぅ」
とか、サラッと言えちゃうのだ。
なんて妄想しながら、着古したスウェットで寝転んで、携帯いじっている時点でダメだな、こりゃ。
あっ、麹をやってるのは妄想じゃないですから。