吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

寄り道デビュー

小4息子が1人でフリースクールに通うようになって、約2か月。

 

本人曰く

「1人だと気楽なんだよね」

と、順調そう。

 

余裕も生まれ、先週あたりから、帰りに、お小遣いで買い物をしてくるようになった。

 

いわゆる、寄り道。

 

行き先は、自宅近所のスーパー。

 

自宅前を通り過ぎて、少し歩いたところにある店だが、この辺りの数軒あるスーパーの中で、お菓子や飲み物が最も安い。

 

そういえば、私の通っていた高校は、校則で『寄り道禁止』だった。

 

高校入学後初めての保護者会に出席した母が、帰宅して、私に

「あなたの学校は、いったいどうなっているの??」

と呆れた声で言ってきた。

 

理由を尋ねると、生徒指導の教師が開口一番

「先日の、入学式後に、保護者と生徒が、最寄り駅のキヨスクで買い物をしているという報告があり、まったくけしからん!」

と怒っていたという。

 

「幼稚園児が1人で買い物をしていたというなら、いざ知らず、保護者と高校生の子どもがキヨスクで買い物したからって、あんなに怒って・・」

と、ゲラゲラ笑いながら話し、私も笑ってしまった。

 

だが、笑っている場合ではなく、その後3年間の在学中、キヨスクで買い物をしたという校則違反で、私は2回ほど反省文を書いた。

 

そんなわけで、私が大手を振って寄り道できるようになったのは、高校卒業後。

 

さて、そんな私の隣では

「同じものなら、あそこのスーパーが1番安い!ちょっと歩いた甲斐があるよ!」

と言いながら、戦利品のジュースとアイスクリームを見せびらかす息子に、あの頃の高校生の私だったら、どんな顔をしただろう?

 

羨ましがったかな?

 

それとも

「その年齢で、そんなことをすべきではない!」

と叱ったか?

 

私の高校の時の話を息子にしたら、感想は1言

「変な学校だなぁ」

 

そして、あのとき母と呆れて笑ったように、息子と笑った。