食に対して好奇心旺盛な、小6娘は、YouTubeで気になった食材があると、すぐに欲しがる。
お菓子などは、自分のお小遣いで買い、それ以外は、私が。
週に1度の激安スーパーでの大量の買い物に、娘は必ずついてきてくれ、カートを押し、買ったものを仕分けし、持参したカゴに入れてくれたり。
そうすると
「あれ、美味しそうだなぁ」
「あれ、食べてみたいなぁ」
と言った自分の要求も通りやすく、うまくいけばお菓子も買ってもらえると、娘は知っている。
そんな感じで、過去、砂肝、いぶりがっこをゲットしている。
今回の要求は、スナップエンドウだった。
ちなみにその前は、インゲン。
基本的に私の野菜の買い物の仕方は、値段と量の多さが重要。
大根や白菜、キャベツなどのような、5人家族が1度で食べ終わらないようなものがいい。
だから、スナップエンドウとか、インゲンとか、片手で収まるくらいの量で、さらにキャベツやダイコンより高いのは、残念ながらスルー。
なので、ふつうは知っているであろう野菜が、我が家の食卓には出てこない。
さらに、夫と息子2人は野菜嫌いなので、インゲンやスナップエンドウが食卓に並ばずとも、文句は出ない。
なんなら、野菜を買わずともよいと思っているくらいだから。
しかし、娘は、買ったインゲン、スナップエンドウが食卓に出ると、皿を抱えて1人で食べてしまうほど。
「私、歯ごたえのある野菜が好きなのかも。今度はレンコンが食べたいなぁ」
と言う娘のとなりで、息子2人は、それをげんなりした顔で見ている。
同じ血で、同じ釜の飯を・・で育てたのに、面白いもんだと、改めて思う食卓でのこと。