吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

いい日、雪の日

珍しく雪が降った日、初めて小6娘が1人で遊びに行った。

 

行ったと言っても、住んでいる団地の下の駐車場。

 

そのとき私は外出中で、帰宅すると娘の姿が見えないため、家にいた兄と弟に聞くと

「外にいる」

 

てっきり、ベランダにいるものだと思い込んでいたら、インターホンが鳴り、そこには娘が。

 

ドアを開けると、頬を真っ赤にした娘が

「携帯で写真撮る!だから、携帯取りに来た!」

と言いながら、部屋に飛び込んできた。

 

すぐに携帯をひっつかみ、また1人で雪の降る外へ。

 

その後ろ姿は、昔、中3息子が学校が大好きだったころ、帰宅してランドセルを玄関において、またすぐに、友達が待つ外へ飛び出していった姿に重なった。

 

だが、娘は、それがないままに、不登校になった。

 

これまでの娘の1人での外出は、徒歩5分以内にある店へ買い物をしに。

 

それも、1か月に1度あるかどうかのこと。

 

外出は好きだが、私と一緒でなければ出掛けなかった子が、今、1人で駆け出して行った。

 

見下ろすと、雪の降る中、駐車場にあるウチの車のところへ、小走りで向かっているのが見えた。

 

しばらくして、雪だらけになりながら帰宅した娘は

「私が作った小さい雪だるまを撮ったんだ!」

「ウチの車に積もった雪で、作ったんだよ!」

と、携帯を見せてくれた。

 

そこには、車の上に小さな雪だるまが、いくつか並んでいた。

 

雪は、4年間家で尻込みしていた子の手をとって、あっという間に外へ連れ出してしまうんだから。

 

まったくもう・・かなわないなぁ。