吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

家出予告

小4息子が、夕方にフリースクールから帰宅すると、その顔は仏頂面。

 

何かあったらしい。

 

でも、本人から言ってくるまで、知らぬ顔をきめこんだ。

 

そのうち

「ばぁばの家って、どこの駅?駅から近い?」

と尋ねてきた。

 

私の実家のことだが、フリースクールの最寄り駅から2駅先である。

 

「A駅から、徒歩20分くらいかかるかな。必要なら道順を教えるよ」

と言うと

「オレ、近いうちに、ばぁばの家で暮らそうかと思ってる!」

「兄姉のストレスが溜まってるんだよね」

「オレは大人だから、そういうストレスの発散方法を知ってるの」

「それはね、ストレスの原因になるやつから離れること!」

と、口をとがらせながら、まくしたてた。

 

確かに、今日の朝食時、小6姉の虫の居所が悪かったようで、そっけない態度をとられていた。

 

でも、フリースクールに出かけるときは仲直りしていたはずだが・・。

 

小4息子は、過去の悪い思い出を1つ思い出すと、芋づる式に次から次へと悪い思い出を、自ら引きずり出してしまう癖がある。

 

引きずり出した思い出で、頭の中がいっぱいになって、それで、機嫌が悪くなるのだ。

 

たぶん、今も、まさに、それ。

 

過去の経験から、息子の頭の中のそれを払拭してあげようとするのは、逆効果。

 

なので

「行くなら、事前に、ばぁばに連絡しておいた方がいいよ」

とだけアドバイスをした。

 

すると

「オレは大人なんだ!あいつら(兄姉)より年は下だけど、電車に1人で乗って、フリースクール行けるんだ!」

「オレ、大人だから、嫌なことから気持ちをなおす方法も、分かってんだぁ」

と言いながら、みるみる息子の目が潤んできた。

 

私が手を広げたら、素直にその胸の中に入ってきた。

 

今回は、私が話を聞くのではダメだと言う。

 

本人曰く、明後日から、祖父母の家に行くと宣言。

 

今までも、こんなことは沢山あった。

 

泣いてわめいて暴れて

「お前ら(兄姉)とは、一生口きかない!」

「お前らのこと、一生呪ってやる!」

と叫んで、押し入れに、こもったりしていた。

 

だが、30分後には、兄姉と一緒に遊んでいるというのが、いつものパターン。

 

弟に対して、小6姉曰く

「私が1言 " ねぇ、遊ぼうよ " って言えば、すぐ機嫌直るんだから(弟は)チョロいんだよね」

 

中3兄は

「(弟の)話なんか、まともに聞いたことねぇよ」

 

さて、自称『兄弟の中で最も大人』の小4末っ子の、明後日の家出予告。

 

果たして、どうなるか、乞うご期待。