吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

失敗は成功の基~定期券編~

先月から1人で、フリースクールへ電車通学をするようになった小4息子。

 

さらに、今週から定期券をもつようになった。

 

初日

「定期券を、ちゃんと使えた!」

と帰宅した息子だったが、寝る前に

「実は、初めて定期券を使うとき、使い方を間違えちゃった」

と、ちょっと恥ずかしそうに告白。

 

息子の定期券は、普通の学割定期券ではなく『実習用定期券』という謎の分類の定期である。

 

futoko.publishers.fm

 

その、実習用定期券は、ICが内蔵されていない、一昔前の薄いプラスティックのような??カードなので、改札口でかざしては通過できない。

 

改札口で、その都度、パスケースから定期券を出して、切符を入れる場所に入れ、切符のようにまた取る。

 

息子には

「改札で、切符と同じ場所に定期券を入れたら、切符みたいに定期券がむこうで、また出てくるから、それを必ず取るのよ」

そう口頭で、何度も教えた。

 

それを

「使い方を、間違えちゃった」

とは??

 

改札で定期券をかざして通過しようとしたのか??

 

だが、よくよく聞いてみると、駅の券売機に定期券を入れて、切符を買おうとしたとのこと。

 

え???予想外すぎるわ・・それ。

 

息子のあまり要領を得ない説明を聞きながら、私の脳内で検証が始まった。

 

定期券を持っていなかったときの息子は、私のPASMOを使って、券売機で切符を買っていたため

『定期券=PASMO=財布』

という認識をしたのが、そもそもの間違いの始まり。

 

加えて、1度思い込むと、それに固執する性格も影響したと思う。

 

たしか、まだ一緒に電車に乗ってフリースクールへ行く練習をしていたころに

「定期券があれば、切符は買わなくていい」

と教えたはずだが。

 

要するに

「改札で、切符の入れるところと同じ場所に、定期券を入れて・・・」

の私の説明を、私は、改札口のカードをタッチする機械のことを指していたが

『定期券=PASMO=財布』

と、しょっぱなから間違えていた息子は、改札近くの券売機だと思っていた。

 

今回の結論

『定期券の実地訓練が必要だった』

『口頭だけの説明は危うい』

『親の話を聞いて理解しているなんてのは、親の思い込み』

 

でも、駅員さんに、定期券の使い方を教えてもらったとのこと。

 

「定期券の使い方も覚えちゃったから、オレ、また成長できちゃう!」

と、本人は、いつものように前向き。

 

これからも、そうやって失敗して覚えるがいいさ。

 

それが1番の成長だもの。