吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

小5息子、ばぁば宅へ行く

少し前のこと

「オレ、ばぁばの家に行こうかな!」

そう言い出した、小5末っ子。

 

『ばぁばの家』

とは、車で30分ほどの私の実家。

 

ちなみに、只今は入院中だが、じぃじもいる『ばぁばの家』

 

彼のこの宣言は、昨年から何度となくあった。

 

その度に

「ばぁばに連絡して、いいよって言われたら、行っていいよ~」

と返したが、実行されることはなく。

 

これは

「行かないで!」

「寂しいよ!」

を、私に言って欲しいのかと、探りをいれたが、そうではないよう。

 

この行く行く詐欺?宣言が、今回は早々に、自ら連絡を入れ、瞬く間に、行くことに決まった。

 

それも、帰宅日未定と言う。

 

その後、大きなリュックに洋服などを、いそいそ詰めて準備万端。

 

翌日、私が送っていった。

 

「キャンセルの連絡があるかと思っていたけど、今回はホントに来たのね」

と、玄関で笑いながら、私だけに母は本音を漏らし、孫には

「お家より、お手伝いしてもらうからね!覚悟して!」

と言いながら、早速に、彼の大好物のチャーハンをふるまった。

 

父が入院して

「話し相手がいない」

と寂しがっていたので、ちょうど良かったかもしれない。

 

結局、ばぁば宅に3日居て、自宅に戻り、また2日後に行って、そこから3週間いて、GW前に自宅に戻ってきた。

 

母からは、その間、ちょくちょく連絡はあり、特に最初の泊まり2日目夜には、

「たまたま、兄姉と本人との幼少時エピソードを話したら

" そんな話しないでよ~ "

って、突然泣き出しちゃってね。

それで

" 帰りたいなら、お母さんに電話してごらん? "

って言ったら、すぐ電話して。

その後、あっという間に荷物をまとめ始めたわよ!」

と、笑って報告が。

 

ばぁば宅からは3日で帰宅したのだが、本人はそんなことは、みじんも見せず。

 

その2日後に

「やっぱり、ばぁばの家に戻る!」

「ばぁばの家の方が、ご飯美味しいし!」

と言ったときには、私より母が驚いた。

 

結局、その後3週間ばぁば宅にいた理由は、ご飯もさることながら、彼に与えられた初めての個室が本当のところらしい。

 

確かに、兄とケンカすると、個室を切望していた。

 

だが、個室といっても、和室で、そのふすまを全部開け放していたようだ。

 

「夜も、ふすまを開け放って、その部屋はもちろん、部屋の前の廊下、隣接している居間の電気をも、こうこうと照らした中で、毎日寝ていた」

「途中で、居間の電気を消したら、朝にはまたついていた」

と、母から報告あり。

 

ちなみに、生まれて以来、自宅では豆電球だけつけて寝ているが。

 

ばぁば宅から、片道徒歩40分の道を、1人でフリースクールに、平日は毎日通った。

 

途中、道を間違えたり、携帯の充電がなくなったのに寄り道をしすぎて、プチ迷子騒動になったりしたが。

 

本人曰く、次回、ばぁば宅に行くのは、現在未定と。

 

さて、今回のこと、今後、彼はどんな風に感じていくのか、楽しみ。