吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

母と娘の時間

最初の子どもである、現在中3の息子が生まれた当時、子ども服店の陳列棚にある服の男女比に、愕然としたことを、よく覚えている。

 

とにかく、どこの店に行っても、男児より女児の服が多い。

 

店にもよるが、6(女児):4(男児)なら、まだよい方で、8:2くらいで、圧倒的に女児の服が多い店も珍しくなく。

 

女児の服は、男児の数倍の、色柄とバリエーションがあり、且つ、華やか。

 

男児のいるママ友と

「息子の服選びが、楽しくない」

「女の子のいるママが、羨ましい」

と嘆いていたのを思い出す。

 

祖父母もそう思っていたようで、その後、娘が生まれると

「女の子は、いろんな服があるから選ぶのが迷っちゃうわ~」

と嬉しい悲鳴をあげていた。

 

そういう当時の状況とか諸々あったが、現在、中3・小4の息子たちは、服に興味がない。

 

服の好みを聞いても、中3は

「黒っぽいやつ」

小4は

「赤が好きだけど、まぁ何でもいい」

 

そんな訳で、未だに私が勝手に買った服、お下がりの服を、良いとも悪いとも言わずに黙って、男2人は着ている。

 

対して、小6娘は服にはこだわりがあった。

 

幼稚園時代は

「色は、ピンクか赤」

「リボンとかフリル、スパンコールが1つでも多いもの」

 

小学校にあがると、私が勝手に購入するのを嫌がり、一緒に買いに行くように。

 

そして、先日も冬服を買いに、近所の御用達店である、Sむらへ。

 

今の娘のこだわりは

「ピンクだの、フリルだのついている服なんて絶対にイヤ!!」

「大人っぽいのがいい」

 

店に入ると、2人で別々に見てまわるが、娘は探すのが面倒なのか、いつも最初は乗り気ではない。

 

私が、適当な服を何枚か、みせても

「う~~ん」

と首をかしげるだけ。

 

だが、1度試着してみようかとなると、俄然テンションがあがる。

 

私も試着室近くに待機しつつ、娘の好きそうな服を数枚みつくろっておく。

 

試着が終わった服を受け取り、私の選んだ服をみせ、娘のお眼鏡にかなったものを、また試着。

 

試着が終わった娘も、自ら、探しに行っては試着。

 

「これなら、他の服にも合わせやすくない?」

「うんうん」

「これ、生地薄くない?」

「ホントだぁ」

「この色の服、あんまりないでしょ?挑戦してみたら?」

「合うかなぁ?」

「大丈夫よぉ」

 

そんなことを繰り返す。

 

やっぱり、女の子の服選び、女同士のこんな会話、楽しいっっ!

 

こういうの、あと何年できるかなぁ。