吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

すみっコぐらしを知る

小6娘と小4息子が、現在上映中の、すみっコぐらしの映画をみたいというので行ってきた。

 

休日だろうが、いつもガラガラの映画館のこと、出発直前に余裕しゃくしゃくで、ネットで席の予約をした。

 

ところがびっくり、ほぼ満席。

 

3つ並びの席を、なんとか1つ見つけた。

 

両隣りはもちろん、前後の列は、すべて埋まっている。

 

確か、今月初めに封切られたはずなのに、この混み具合は・・恐るべし。

 

映画館内は、幼稚園から小学校低学年の女の子と、その付き添いの大人ばかり。

 

ここ最近、私の映画鑑賞はツイていない。

 

アイドル映画を娘とみていると、必ず、熱のこもったファンがすぐ近くにおり、心の声を、そのまま上映中でも止められずに、口に出す被害にあっている。

 

今日も、心の声が止まらない被害は避けられそうにないが、この場合は年齢的に致し方ない。

 

私も、我が子も、通ってきた道だ。

 

そう思いながら、いつものように上映前から、私の瞼の幕が下がっていった。

 

ところが驚いたことに、心の声がいっさい漏れない。

 

あっぱれだと、いつもより早く起きてしまった・・といってもエンドロールの数分前だが。

 

ぼんやり見ていると、すみっコぐらしの登場キャラクター数人の設定を、ナレーターが話していた。

 

寝ぼけ眼で、それを聞いていたら、この、とぼけた(失礼!)キャラクター達が、見た目と違って、なかなかに陰のある設定をしてある。

 

何かが足りないとか、なりきれないとか。

 

とにかく見た目と違って、暗い、重い背景をもっている。

 

www.san-x.co.jp

 

ほう・・子ども向けアニメとなめてかかっていたら、この設定はなかなかに深い。

 

映画が終わり、我が子に、この設定を知っていたのか尋ねたら

「そうそう、恐竜なのにトカゲのふりしてるとか・・」

と、事もなげに答えた。

 

恐竜なのにトカゲのふり・・ここは笑うところなのだろうか?悲しくないか?この設定は。

 

帰宅して、HPで全キャラクタープロフィールをみると、とぼけた顔のどいつもこいつもが、悲しい身の上。

 

娘の布団の周りに、所狭しと置いてある、このキャラクターのぬいぐるみが、悲しげに見える。

 

物事には、あまり深くは知らないほうがいいことがあるなぁと、おセンチになった日のこと。

 

あっ、おセンチも死語だった。

 

嗚呼・・。