吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

絶対にフリースクールに行くのだ

小4息子は平日、フリースクールに通っている。

 

小1から通い始め、最初は慣れなかったが、今や彼にとっては、なくてはならない場所。

 

だから、ほぼ皆勤賞。

 

その大好きなフリースクールを、発熱で、月曜・火曜と2日休んだ。

 

元気で食欲もあるのだが、熱が、37度超から、あともう1歩のところで下がりきらない。

 

フリースクールを休んだのは2日だが、その前の土曜から、発熱があったので、土・日・月・火曜と、計4日家にいたことになる。

 

火曜には、もうほぼ大丈夫かなとは思ったが、念のためのお休み。

 

火曜の夜、息子から

「明日は、何が何でも、フリースクールに行くからな!!!」

と宣言があった。

 

私は

「明日の体調を見て決めよう」

と返事をした。

 

行けるだろうと思うが、少し咳が残っていて、身体は100%万全ではない。

 

戻ったと思った体調が、ぶり返すなんてことは、よくあること。

 

そんな状態で

「いいよ!明日は行こう!」

と息子をその気にさせ、当日になって無理ですとなったら・・。

 

普段から、自分の思い描いた計画からずれると、怒りが止まらなくなる息子のこと、どうなるかは目に見えていた。

 

しかし、時すでに遅し。

 

息子の頭の中には

『明日、フリースクールに行く』

という計画が、ハッキリクッキリバッチリ描かれてしまっていたものだから、怒る、怒る。

 

こちらの理由を話しても、全く聞く耳持たず。

 

「何が何でも行くのだ!!!」

と叫ぶ息子。

 

「いや、だから、明日のあなたの体調しだい」

と譲らない私。

 

そのやりとりが、3時間。

 

就寝時間となり、私と隣同士で寝ている布団に入っても

「絶対、行くんだからな!!」

と言いながら眠りについた。

 

翌朝、息子は起きるなり、体温計をひっつかみ、自ら体温測定。

 

そして体温計に表示された数字を、私に見せにきた。

 

本人は、どこがセーフでどこがアウトの数値なのかわからない。

 

「ふん!!どうせ、今日も休めって言うんだろ!!」

と、居間に置いてある毛布に頭からすっぽりとくるまり、諦めムード。

 

体温計の数値は、平熱。

 

「今日、行けるよ!」

と、毛布に向かって言うと

「え・・別にいいよぉ、行かなくてぇ」

と予想外の返事。

 

それから

「じゃ・・じゃあ行くぅ」

と、ちょっときまり悪そうに続けた。

 

「そこまでして行きたい場所ができて、キミは本当に幸せ者だよ」

そう言ったら、息子は、へへへと笑った。

 

ねぇ、息子君、あなたは本当に幸せ者なんだよ。よかったね。