久しぶりに、夕方に入浴をした。
それも、1人で。
私の入浴には、必ず一緒の、小5娘と小3息子がついてくる。
しかしながら、その日は2人そろって、首を横にふった。
そんな訳で、急に1人で入浴という、大プレゼントが転がり込んできたわけで。
いつもは、手足を縮こまれるだけ縮こませて入るのに、今日はちょっと伸ばせる。
お湯も肩までつかれるし。
急いで身体を洗うこともない。
子どもたちと一緒の入浴とは言っても、昔のように、風呂で溺れる心配とか、洗体・洗髪の手伝いなんてのは、なくなったのだが、やはり、1人の入浴はいい。
頭を空っぽにして、身体を湯に沈めるだけの行為が、何と贅沢なことよ。
でも、1人が当たり前になったとき、きっと寂しくなるんだろう。
頭を空っぽにして・・と言ったのに、入浴後のことを考えていた。
アイロンかけなきゃ、夕食何しよう、冷蔵庫に何が入ってたっけ、ボタンつけもだ、ブログも書きたいな・・。
ピカソによると、すべては奇跡らしい。
お湯に溶けない身体の私も、1人で入浴できることも、頭を空っぽにできないことも。
お湯の中、奇跡をかみしめた、夕方。
かみしめたけれど、結果、やっぱり、夕飯作るのめんどくさいわぁってなった。