きょうのあさごは(ん)つくりおきしなくていいです。
朝、私と入れ替わるように寝た、中2息子が、リビングに置手紙をしていた。
我が家の朝食は、ワンプレート。
朝起きてくる、小5娘・小3息子にはテーブルに、いつ起きてくるかわからない中2息子の分は、冷蔵庫に入れておく。
その冷蔵庫に入れる分をいらない、という手紙である。
久しぶりの息子の自筆。
中2でオール平仮名&脱字かぁ、そうだよなぁ国語、苦手だもんなぁ。
手紙に苦笑い。
少し前は、漢字が書けないこと、こんな短い文の脱字に
「このままでいいのだろうか」
と悶々としたけれど、今、少し笑えている自分にも、苦笑い。
それはそうと、この手紙の内容。
冷蔵庫に用意しておいた皿に、野菜が多くて、もう用意してくれるなということか?
息子は、野菜が苦手である。
以前は、皿に盛られた少量の野菜を食べるのにさえ、かなりの時間を要したし、文句もよく言った。
しかし、今は、野菜に割く時間は、随分と短くなり、文句も言わない。
そんなもんだから、私は、しめしめと野菜を多く皿に盛りつけていたのだが・・我慢も限界にきたか??
少量でも、野菜を食べてもらいたいのだがなぁ。
そんなことを考えていたら、昼過ぎに、息子が起きてきた。
手紙のことを尋ねると
「今日は、食べたくなかったんだ」
「これからも、食べたくない日だけ、手紙書くよ」
と。
オール平仮名とか、脱字とか、中学生なのにとか、それよりも自筆の手紙が嬉しいなって、いいなって思った日のこと。