最適解と2
小5娘と小3息子が、2人で、
「ゲームを買いたいから、借金をしたい」
と申し出てきた。
我が家でいう、借金の条件は、2つ。
返済日は2週間後。
返済日に間に合わなければ、完済するまで、ゲーム機とテレビリモコンを没収。
お小遣い制度がないので、子どもたちは、家事をすることでお金を得る。
欲しがったゲームは、2人が以前から目をつけていたが、高値で諦めていたらしい。
「安くなってた!だから、頑張れば、買えるって思ったの!」
「2人で買うかどうか、随分と話し合ったんだよ」
2人で同じゲームを買って、各々のゲーム機にダウンロードして一緒に遊びたいのだという。
そんな訳で、2人は、私から借金をした。
ところでこの2人、過去、中2兄が私からした借金の際の被害に、度々あっている。
兄は借金をすると、それから返済日まで悠々自適に過ごす。
そして返済日当日に、大慌てで返済のための家事を始めるが、間に合わない。
結局、ゲーム機とテレビリモコンを没収されるというのが常であった。
兄自身のゲーム機が没収される分には構わないが、テレビリモコン没収は、自分たちもテレビがみられない。
そのテレビがみられない被害に度々あっていた、2人は
「借金は早々に返すに限る」
と学習したよう。
ゲームをするときは、まず家事をしてからという約束ごとを2人で決め、1週間で完済する計画を立てた。
今、我が家は、たまにしか拭かない窓ガラスが、毎日拭かれている。
トイレは2度掃除され、畳まれていない洗濯物はない。
キャーキャー言いながら、手に入れたゲームする子どもの声がする。
完済には至っていないが、返済日も、まだ先。
私も子どもも、双方Win-Win。
これが、我が家流の、算数・家庭科・倫理・経済などなどの時間。
この方法が、吉とでるか凶とでるかは、分からないけれど。
でもこれが、我が家の最適解。
ところで、今回のブログに「2」は何度出てきたかしら??