今週のお題「メモ」
結婚以来、冷蔵庫に、小さなホワイトボードをかけている。
そのホワイトボードに、次回買ってくるもの、忘れてはいけない予定などを無造作に書き込む。
買い物に行く日は、そのホワイトボードを、携帯のカメラで撮影して、店内でそれを見ながら買い物をする。
これは、実家でもそうしていたので、自然と私もそうなった。
最近は、そのホワイトボードに、子どもたちの3人各々の借金額と返済日も書き込まれる。
借金というのは、我が家は、子どもへのお小遣い制度はなく、欲しいものは、自分で稼ぐシステム。
稼ぐと言っても、不登校の小中学生なので、家の家事をすることが稼ぐということ。
欲しい額のお金が手元になければ、私に前借りをして、返済日は2週間後。
返済が出来なければ、できるまで、ゲーム機と自宅に1台しかないテレビリモコンの没収がまっている。
そんな訳で、買ってくるもの・スケジュール・子どもの借金額と返済日が、小さなホワイトボードに、消されては、書かれ、消されては、また書かれ・・。
それが、ずっと繰り返されている。
ホワイトボードには、ずっと私の字だけだったのに、子どもが書いた字も、ときどき混じるようになった。
ホワイトボードは、記憶保存の場所であり、私と子どものコミュニティの場所でもある大事なところ。