吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

不登校を受け入れすぎてもうた

最近、小5娘が、夜に

「私、学校行こうかな」

「行くなら、途中から行くんじゃなくて、最初から行きたい」

「でも、勉強が追いついてないからなぁ・・」

「明日、起こして」

 

そう言って寝るが、結局、翌朝は、起きないとか、何を学校に持参するか分からないとか、色々な、とか、とか、とか、で行かない。

 

これぞ、不登校の定番「行く行く詐欺」

 

不登校初期に、この詐欺は親のメンタルを、かなり、えぐる。

 

しかし、4年目ともなると、右から左に、上から下にも聞き流せるようになった。

 

ともすると

「え~!?学校行くの?朝忙しくなるじゃん!私も付いていくんでしょ?うわぁ、面倒くさっ!」

と思う有り様。

 

もちろん、そんなことは、おくびにも出さないけれど。

 

おくびにも出さないはずだったけれど、実は、数日前、5教科以外の教科書を捨ててしまった。

 

ここにきて、まさか、行く行く詐欺でも、登校意欲をみせるとは。

 

早まった!

 

娘には

「ほら、4月になればさ、新しい教科書がくるしさ!音楽とか、美術とか、無くても、なんとかなるわよぉ」

と、へらへら謝った。

 

娘は、いつものこと、という顔で許してくれた。

 

そして、娘の行く行く詐欺の、行かない理由に

「教科書がそろってないから」

というのが、付け足された。

 

不登校を受け入れろ」

と、よく専門家などが親に言うが、不登校を受け入れすぎると、こうなる。

 

何事も、過ぎたるは猶及ばざるが如し。

 

でも、セリフを付け足した娘が、卵焼きを作ってくれたんだよ。

 

でも、こんなことが、今、私には楽しいんだよ。

 

不登校の子どもの姿に、眉間にシワを寄せて、イライラして、すぐに俯いていた、あの頃の私に、そう言ってやりたい。