不登校で家にいる 我が子3人にとって 食事は楽しみの1つ。
最近、リクエスト率の高いメニューは『オムライス』
オムライスのレシピを見ると、1人分に卵は2個以上使うように書いてあるが、我が家は1人分につき卵1個。
最初のうち、1人分 卵2個使っていたら、子ども3人が 各々3~4回おかわりをし続け20個近くの卵が消えた。
もちろん、1食で。
特段、小さいオムライスを作ったとは思わない。
1食で20個の卵が瞬時になくなるのを、圧巻と思うのは第3者だ。
当事者が感じるのは 圧巻ではなく 悲壮感。
両親の食い意地と大食いのDNAを、しっかと受け継いでいる故であり、文句も言えない。
だから、1人分のオムライスに卵は1個。
卵の消費量は 半端ないが、悪いことばかりでもない。
子ども達は、流行りの フワトロオムライス は好まない。
以前に、それっぽいものを作ったら卵のトロトロした部分を嫌がり、レンジで温めなおして 昔ながらのオムライスにしたくらいだ。
結果、私のオムライス作りのハードルは下がったわけで。
そして、もう1つの良い点。
ケチャップ味のご飯に、これでもかと野菜を入れても 野菜嫌いの子ども達が誰一人文句を言わずにぺろりと平らげること。
思うに、ケチャップで野菜の味を薄め、更に卵を覆うことにより影も薄くなるのではないかと。
だから、オムライスを作ると、母として 『子どもたちに野菜を与えた』『私はいい母親』という安堵感がある。
今日は オムライスを作った。
今夜は、殊更 よく眠れるような気がする。
私の『いい母親』ってのは、単純。