我が家の10才、7才、5才の子どもたちが、春休みである。
8時。
朝食は、野菜嫌いの子どもたち目線でいうと「不味い野菜スープに、不味いサラダと野菜炒め、極めつけは煮魚。何で肉じゃないんだ。最も美味しかったのはリンゴ」
ちなみに、この朝食を私の目線でいえば 味はそれなり、食後に胃薬の世話になっていない。故に「パーフェクト」な朝食だ。
朝食後、鶏むね肉2枚でチャーシューをつくった。
むね肉と調味料を皿に入れて、レンジで10分ほど。ズボラには、もってこいの料理である。
これを、昼御飯のサンドイッチの具にしようと考えていた。たぶんサンドイッチだけでは使いきれない。残るだろう。
10時半。
チャーシューが出来上がって、冷ましておいたら 10才の息子が食べたいと言い出した。
普段は、このチャーシューは それほど好きではないのに珍しい。そう思っていたら、7才と5才も寄ってきた。
こういうとき、数量限定にするとケンカになる。
「沢山あるから、ケンカしないの!」出来上がったばかりのチャーシューをスライスして保存容器ごと、3人に渡した。
さっき、朝食を食べたから たいして食べないだろう。そう、たかをくくっていたら
10分後・・すべてなくなる。10才にいたってはチャーシュー丼にして食べた。
あわてて サンドイッチの具を改めて作る。
12時。
子どもたち、出先で空腹を訴える。持参した、6枚切り食パンを7枚つかったサンドイッチを食べる。
さすがに、食べるペースは遅かったが 13時には すべてなくなる。母の分はない。
14時半。お菓子はないのかと言い出す。
ない。もう何もない。勘弁してくれ。なんなんだ、この約2時間おきの食事。
待て。とにかく待て。
落ち着いて、腹に手をあてよく考えろ。死ぬほど空腹ではないはずだ。落ち着け。キャンキャンわめくな。
多頭飼いの犬の躾をする方、もしくは 動物園の飼育係の方の気持ちが なんとなく分かる気がする。
それにしても、その食い意地のはった様は 誰に似たんだ??
あぁ、私か。
あぁ、腹が減ったぞ!誰かご飯を私に!キャンキャン!!