吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

10年ぶりの映画

お題「最近見た映画」

masquerade-hotel.jp

10年ぶりに1人で映画を観た。


少し前に「観たい映画があるんだよなぁ」と主人に言ったら、近所の映画館で12時にそのお目当てのものが上映していると教えてくれた。


その1時間後くらいに、同じ映画館で子どもたちのお目当ての プリキュアの映画が上映される。


自分は子どもと一緒にプリキュアを観るから、観たい映画をみてくればいい と言ってくれた。


旦那よ・・10年待った。その言葉。ようやく、ようやく聞けた!「10年」「も」私は待っていたぞ。遅い!遅すぎる!


しかし、なにはともあれ、ヤッホ~イ!!ばんざ~い!!


そういうわけで、朝からルンルン気分で映画館に行ったら 上映の席の状況を示すモニターには「×」の文字。満席だった。


ネットで予約すべきだった。まさか、こんなに人気だったとは! 封ぎられてから、ずいぶんたっているから大丈夫と たかをくくっていた。


次回上映時間は、夜7時から。ムリである。


諦めるか?いいや!ここでプリキュアを観たら、次に1人で観られるのは いつになるかわからない。


ハッキリ言おう。ここまできたら、観る映画がなんであろうと良いのだ。


「1人で観る」というのが最重要事項なのだから。


こうなったら、別の映画を探すまで。


終了時間がプリキュア映画より、あまり遅くなってはいけない。子ども向け映画は、1時間そこそこで終わってしまうのだ。今すぐにでも開始の映画がいい。


そこで見つけたのが、上記の「マスカレードホテル」


ちょっと観たいなぁと思っていたし ちょうどいい。


そして、幸運にも その回の空席がのこり1席のみ。


これは、もう神が 私にこれを観よと言っているのだ!!・・・と思うことにしよう。最後の席ゲット!


急いで駆け込むと 予告映画が始まり、館内が暗くなっていた。最後の1席は、列の真ん中の席。ペコペコ頭を下げながら、席に着く。


「やったぁ!10年ぶり!ミッション成功!!」


子どもと観る映画は、多少の休息場所となっていた。でも、今日は違う。


「トイレに行きたい」「玩具を落としたから、探して」「怖いから抱っこして」「飲み物をこぼした」そんな、子どもの言葉は聞こえない。


ゆっくり映画だけを楽しんでいいのだ。それだけで、夢のよう。


映画は、題名通りに高級ホテルが舞台。 豪華な出演者が巻き起こす疑惑の行動。


「この人が犯人かな?」「あれ?違うのかな?」「じゃあ、この人?」そんななぞ解きをしながら進み、最後はアッと驚くどんでん返し。


面白かった。それと こんな高級ホテルじゃなくていいから、1人でホテルに泊まりたいなぁ と思った。


おっと、1人でホテルの前に 今回観られなかった映画を 1人で観なくては。


夫に 再度あの言葉「1人で映画を観てきていいよ」を言わせなくてはならない。


その次が、1人でホテルだ。


おひとりさま好きの欲望は、止まらない。


でも、あと数年経ったら 子どもは勝手に映画に行くのだろう。


そうなると「誰かいっしょに」「私を1人にしないで」なんて、私は願うのかなぁ。


ちなみに、私が1人で映画観賞中に 子どもと プリキュア映画をみた主人の感想は「よう寝られたわ」


1人で映画鑑賞をして思い出した。映画館は、昼寝の場所ではなかった。