カボチャ料理
先日、カボチャを まるごと1個が安かったので買った。
時々 1/4のものを買っていたが、なかなか私以外手を出さない我が家。
ちょっと迷ったが、小ぶりだったし、まぁ 何とかなるかな。
なんたって、値段が魅力的。なので、思いきって買ってしまった。
さて、調理。
いきなり1個使うのは、ハードルが高い。また誰も食べなかったら困るから、まずは 半分。
今までの経験から、煮物はダメ。
薄切りにして、好物の肉と炒めてもダメ。
天ぷらもダメ。
カボチャプリン、ケーキは市販のもので既にダメ。
ふと 昔、母が作ってくれたカボチャのクリームスープを思い出した。あれは、私と妹の大好物だった。
今まで何度か作ろうと思ったが、母のそれは柔らかくなったカボチャや、他の野菜をミキサーにかけ、裏ごしをする。
「舌触りがね。このひと手間で違うのよ」母は、そう言っていた。
でもなぁ。その「ひと手間」の工程を考えただけで「あぁ、面倒。無理~!」で、私は作ってこなかった。
秋から冬。寒くなるころに、あのスープは美味しいんだよなぁ。
スープにすれば カボチャ半分の消費なんて、すぐだよなぁ。
それに、う~ん!う~ん!無性に飲みたい!飲みたい!
ちょっとまてよ。
別に裏ごししなくても カボチャをわざと残すスープでも良いんじゃない?
母のスープとは、別物だろうけど具材は一緒だし!
なんで、今までこんな簡単なことを思い付かなかったんだろう。
母のあの滑らかなスープにとらわれ過ぎていた。
そうと決まれば簡単。
カボチャをレンジで柔らかくしてから、適当な大きさにして鍋へ放り込む。
ちょっとシナシナしてきた、白菜の葉も細かく切って入れる。
白菜の葉は すぐにクタクタとして、黄色のカボチャと混ざって分からなくなるはず。
牛乳と、固形のクリームスープの素を入れて煮たら出来上がり。
味見。おっ?なかなかイケるんじゃない?
1口のつもりが、皿に入れて台所で立ったまま飲んでしまった。
さて、問題の カボチャ嫌いの私以外の家族はといえば。
野菜がわりと好きな7才娘は、おかわりを所望。
夫、10才&6才息子の 男性トリオは、おかわりはしなかったものの文句を言わずお皿を空に。
まぁ、箸をつけなかった 今までよりは良かったから 合格点かな。
さてさて、残った半分のカボチャは スープを参考に、カレーにした。
子どもたちは 3人そろって、おかわりを所望。
夫は、おかわりはしなかった。
まぁ、そんな訳で カボチャの我が家のメニューが 「一応」2つ出来ましたとさ。