吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

秋には本を買って

今週のお題「○○の秋」


引っ越しをしてから、気付けば2か月近く。


その間、自分の本を読んでいなかった。手にすら取らなかった。


それまでは、カバンの中に必ず本が入っていて ちょっと時間ができると読んでいたというのに。


家事の合間に、コソッと読んでいたというのに。


ものすごく忙しかったわけではないが、余裕がなかったのだろうかなぁ。


6才の末っ子の幼稚園を送ってから、1人本屋に寄った。


開店すぐの書店は、お客さんも数人。


ゆっくりと、時々本を手にとりながら 本の棚を端からみていく。


久しぶりの本との、めぐりあいを楽しむ時間。


好きな作家の本を探してみようか。
いやいや、今日は読んだことのない作家もいいか。


帯の推薦文や、本屋さんの推薦カードを参考にしながら、棚の上を見たり下を見たり。
けっこう忙しい。


楽しい時間のはずなのに「どうしよう」「何にしよう」いろいろ考えすぎて、頭がパンクしてしまって手ぶらで本屋を出ることもあった。


だが、本屋 久しぶりの今日は そんなヘマはしたくない。


深呼吸をしながら「焦るな」「ゆっくり」「楽しめ」と時折、自分に言い聞かせる。


結局、3冊を選んだ。


箱庭図書館 (集英社文庫)

箱庭図書館 (集英社文庫)


マチネの終わりに (文春文庫)

マチネの終わりに (文春文庫)



乙一さんの本は、以前から読みたかったもの。


「マチネの終わりに」は、以前1人で行った映画の予告で流れており、ちょっと気になったもの。

普段は ラブストーリーは苦手だし、平野啓一郎さんのものは初めて。

どうしようかと最後まで悩んだがが「えぇい!ままよ!」と買った。


最後の平岩弓枝さんのは、御宿かわせみシリーズが好きだが それ以外のものは読んだことがなかったので。


そして「マチネの終わりに」をカバンに入れ「箱庭図書館」を家事の合間に読んでいる。


新しい場所で、新しい作家の本、それをしばらく忘れていた読書スタイルで。


私の読書の秋。スタート。