時代考証・人物考証
3人兄弟の1番上、現在10才の息子が 2~3才の頃だったか。
実家に帰省していた際、息子と近所を散歩して帰宅した母が おもむろに
「時代劇なんかで子どもが、棒切れ振り回しながら"わ~い、わ~い!" 言って遊んでいるシーンがよくあるじゃない?
私 いつも 子どもが遊ぶとき " わ~い、わ~い! " って言うかしら?って、疑問だったの。
でも、あの " わ~い、わ~い!" 正解だったわ!さっき 孫と散歩してたら、孫が棒切れふりまわして "わ~い、わ~い!" って。
ドラマも、そのあたり時代考証を考えて作っているのねぇ。感心したわぁ」
と、妙に深く頷きながら 私に話してくれた。
江戸時代の子どもの遊ぶ声を 実際に聞いた人が現存していないのに 時代考証って・・とも思ったが、もしかすると そういうことを記した書物があるのかも?まぁ、いいや。
しかしながら、最近 私も似たような経験をした。いや、現在進行形で「している」
私の場合は、時代劇ではなく 数十年つづいているアニメ「クレヨンしんちゃん」
主人公の5才の男の子が なにかというとお尻を出す。家ではなく、公衆の面前で。
あぁいう子どもを 実際に見たことがなかった。やはり、あれはフィクションだと思っていた。
しかし、末っ子5才の息子が 現在同じことをしている。
お尻を出し「アクション仮面!」ならぬ「仮面ライダージオウ!!」と、ポーズをきめる息子5才。周囲の同級生の笑い声に どや顔。
アニメも、そのあたりの人物考証を よく考えているのねぇ・・と感心しつつ、他人のふりをする 今日この頃。
そして、クレヨンしんちゃんの もう1つの特徴である「キレイな若いお姉さんに 公衆の面前で抱きつく」ことを どうか真似せぬよう せつに祈る 今日この頃の母。