7才の娘は、私が送迎をして 小学校の保健室登校をしている。
養護教諭の方が優しくしてくれて、居心地が良いそうだ。
保健室にきた他の学年の子や、同じクラスの子と話すらしい。
手の空いた先生も顔を出して、勉強を教えてくれたり 遊んでくれるよう。
「今日ね、折り紙がすごく上手な3年生のAちゃんって子が教えてくれたの」
「今日保健室にきたBちゃんは、お話が苦手なんだって。でも、私がいっぱい話したら話してくれた。キティちゃんが好きって」
「校長先生に算数教わったの」
迎えにいくと、毎日そうやって話してくれる。
人とのつながりって、ちょっと場所を提供したり、ちょっと誰かが間に入ったり、ちょっと声をかけたりで 上手くいくのだなと思った。
引っ越し前の学校は、保健室登校の対応はしていないと言われた。クラス以外での受け入れはできないと。
でも、学校には来てくれと。
娘は、学校じたいは嫌いじゃなかった。でも、クラスには入れない。
クラス以外なら、登校したい娘。
登校して欲しいが、クラス以外は認めない学校。
両者の思いは、すれ違ってしまっていた。
今、娘は笑顔でいる。
保健室という安心できる居場所があって、そこから周囲との人間関係をつくれている。
ニュースの彼女は 校長先生の隣が安心できる居場所で、そこから人間関係をつくれている。
安心できる居場所と、安心できる人。まずは、これなんだなぁ。
あたりまえじゃん!なことだが、以外と忘れていたり。
ちなみに、私の安心できる居場所は スーパーのフードコート。
子どもたちの習い事の送迎の1時間くらいの空き時間に、そこで80円のコーヒーを買う。
そして、ブログを書いたり、読んだり、カバンに入っている単行本の続きを読んだり。この場所と この時間が好き。
あとは、屈託なくおしゃべりできる人が欲しいかな。
でも、まぁ欲張らずに。おいおいね。