吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

夜のマドレーヌ

夕方、マドレーヌの材料を、小4娘と小2の息子と買いに行った。


半年くらい前から、小2の息子が
「マドレーヌが食べたい」
とリクエストしていたのを、いつものように 後回しにしまくっていた。


それが数日前、YouTube で良いレシピをみつけ、ようやく私の重たすぎる腰が持ち上がったという訳で。


youtu.be


材料を買ってきたものの、小4の娘と作り始めたのは19時前。


娘と、昔ながらのメモリつきの量りで、
「210gのメモリは、どこだぁ?」
「じゃあ、これに50g足したら 何g?」
と、久々の算数の勉強も兼ねて 材料を入れていく。


いつもは分からないと 癇癪をおこす娘が、メモリの読みとり・足し算を頑張った。


更に娘は「ゆっくり混ぜて」とYouTubeの先生が言えば、慎重すぎるほどにゆっくり混ぜ、


「ダマができないように」とYouTubeの先生が言えば「ちょっとくらい大丈夫よ~!」というズボラ母の声など、そっちのけで混ぜ続け


1時間後の20時、 渾身のマドレーヌ生地がオーブンに入った。


ただ、ズボラ母のせいで、あると思っていたマドレーヌの使い捨ての型がなかった。


その為、唯一あった 小さなマドレーヌ4つ分の樹脂型で何度も焼かなくてはならず。


4つ焼いては 型から出して、またその型に生地を流し込んで焼く を繰り返すはめになった。


生地を2倍量にしていたので 全部焼けたのは、焼き始めてから2時間後の 22時過ぎ。


実は、マドレーヌがオーブンに入った20時から全て焼き終わるまでの2時間、私は 別室で不登校児保護者のオンラインのお話会に出席していた。


オーブンの出し入れ等で 何度か中座して手伝ったが、生地の流し込み・焼け具合は娘に任せた。


マドレーヌは上手く焼け、味も上々。


オーブンの出し入れも、最後の数回は 娘がしていたらしい。


お話会が終わって戻ると、最後に焼いたマドレーヌ4つを子どもたちが食べている最中。


「これウマイよ!」と、マドレーヌをリクエストした小2の息子が満足顔。


「まぁ、普通」と、中1息子。


「お父さんにもあげたら、美味しいって!」と、娘もニコニコ。


出席していたお話会で「『話す』ことと、『離す』ことが大事」というのが出ていた。


自分のストレスを離すために、胸の内を話す。


それまでの価値観を手離す。


つい怒ってしまう子どもとの距離を 敢えて 離してみる。


「『はなす』と楽になりますよ」と。


私の『マドレーヌの型がなかった』という事態も、これと同様に 記憶から『離して』しまったからであろうか??


過ぎたるは・・ナントヤラ・・。


離し過ぎた。