吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

代わる代わるの お預け

 週末恒例の私のソロ活。


今日は、もう1つの 自宅最寄り駅まで歩くことにした。


我が家は、夫が毎日使うA線の駅までは 徒歩5分。


ソロ活で行くことにした『もう1つの最寄り駅』 B線の駅は片道 車で20分。


なので、日常では ほぼ使うことない駅である。


しかしながら、この駅は 市内一 駅前が賑わっている。


賑わっているといっても、駅前に2件のスーパーと、アーケードつきの商店街が100メートルほど。


商店街の たいていが 小さな飲食店で、時々 銀行の支店と、パチンコ店が並ぶ。


そんな市内随一の駅前繁華街を、まだゆっくり見たことがないことに気付き、ソロ活目的地にしてみた。


天気は上々。ちょっと日差しがきついか。


出掛けに聴いたラジオで「紫外線の季節です」なんて言っていたから、日傘を持った。


まだ4月というのに 寸胴体型のおばちゃんが日傘。


お前ごときが女優気取りか??と、笑われると思ったが、いや 構わん!と 手にした。


実は、この日傘には少々思い入れがある。


買ったのは、3~4年前。


日傘は 随分と前から欲しいと思っていたが、子どもが小さくて 両手は絶えず 空かせていなければなかった。


それでも 雑貨屋で一目惚れした日傘に ガマンできず、末っ子が小学生になったらと 買ったもの。


昨年 末っ子が小学生になったのに、まだ1~2回しか使っていなかった。


実際、使ってみて分かったが、日傘をさして出掛けるのには、第1に『余裕』が絶対に必要である。


『余裕』というのは、行き帰りに大きな荷物を 絶対持たないということが確定されていること。


たいてい子どもと一緒の外出で、昨年まで けっこうな確率で「もう歩きたくない~!」と道で大の字になる末っ子を背負って帰宅することがあった。


こうなると、日傘をさすどころではない。


いらぬ 荷物となるだけの日傘を持とうとは思わない。


そうやって 日傘の出番は ないまま、気付くと日傘の季節は終わってしまう。


晴雨兼用なのだが、雨傘より一回り小さい日傘は雨になると身体が濡れてしまうので 雨用には使わない。


よって、日傘を使う時間は短い。


だから、思い立ったが吉日!


周囲の目なぞに構ってはいられない。


歩きやすいスニーカーを履いて、日傘をさして、いざ出発。


白地の日傘に日があたって、キレイだ。ちょっとクルクルまわしてみたり。


散歩はいい。


車では見えなかった 細い川の両側に花が沢山咲いている、レストランのメニュー、何の店なのか分からなかった店がマニアックなプラモデル屋と判明したり。


歩くと 新しい発見の連続。


だけれども、車で20分の距離を歩くと なかなか遠い。


そういえば、駅前の商店街の1番奥にファミレスがあったな。


よし、そこで ビールでもひっかけて休もう!と具体的目標を定めて、足を進めた。


そうしたら、まさかまさか もぬけの殻。


コロナの影響だろうか。チェーン店も、この有り様かと しばし呆然。


何となく来た道を戻る気になれず、適当に歩いたら住宅街で迷ってしまい、携帯ナビのお世話に。


住宅街に休める店はなし、だいぶ歩いて ようやく知った道に出て 見たことのある 天ぷら屋で一休み。


ビールを喉に流し込み、菜の花・穴子の天ぷらを食べた。


入った時間が中途半端だったせいか、店に客はいなかった。


やれやれと携帯をみたら、酒類提供の終日自粛要請の文字。


しばらくお預けだった 日傘を出したら、今度はお店のお酒がお預け。


さてさて、散歩の動機づけがなくなるなぁと思いつつ「ダイエットの為と散歩しながら、酒を呑んでいるようじゃダメだ」と、神様からの御達し かしら。