私はいつも 朝食をつくりながら、ラジオを聞いている。
今日は、東日本大震災関連の話題が多かった。
その中で、当事者として取材を受けた中の1人の方がメディアに対し「私たちは、あなたがたの ” 素材 ” ですか?」と問いかけたそうだ。
被害者のその人にとっては、
長い時間を経て ようやく前を向けるようになってきたのに、毎年あの日を強引に思い起こすよう、話をするように言われる。
また、気持ちが引き戻されて落ち込んでしまう・・と。
きっと、その人はあの日を忘れたいわけではない。
忘れようはずがないけれど、第三者に「思い出して」「忘れないで」と言われるのがイヤなのかなと感じた。
思い出すときは、自分で思い出すだろうし。
日本中で、あの日を風化させてはいけないという思いはあって当然だけれど、片方でそっとしておいてというのも当然。
こんなブログも見つけた。
引きこもりの息子と、奥さんをなくしたご主人のお話し。
このご主人も、また必死に前を向いているのだなぁと。
人の寿命なんていつ終わるか分からない。後悔しないようにしなければ。
そう、ここでも何回も愚痴を書き散らしたが、夫との関係も。
今日も、夫との意思疎通がうまく出来ていなくて 第三者に迷惑をかけてしまった。
その人のことは、私は初対面から信用できなくて。
それでも夫の知人だったので、何となく関係を続けていたが、今日「やっぱり無理」と、第三者本人に強く拒否してしまった。
思えば、早々に夫に 私が拒否の旨を伝えればよかった。
私としては、ちょこちょこ小出しにしていたつもりだったんだけどなぁ。夫には伝わっていなかったみたい。
その人も、夫の話と私の話が違っていて 間で困っていただろう。
夫とは、どうでもいい雑談ならできるが、本当に話したいことになると話せない。
私はケンカ腰になるし、夫は仏頂面になるし。
それでも「ちゃんと話しておけばよかった」「優しくすればよかった」と後悔してしまう時がくるのかもしれない。
何だか私くだらない、ホントにくだらない。成長ないわぁ。
大きなため息とともに。私の 今年の3.11
合掌