本日は、小学校の始業式であった。
私は、朝から眠かった。
何故って、前日午前2時過ぎまで起きていたから。
正月の怠惰による生活の乱れで眠れなかった・・
なら良かったが、実際は 10才の息子の冬休みの宿題が終わらず、それに付き合っていたから。
頑張っている息子を残して眠れるわけないわ!夜食を作って応援するの!
なぁんて、殊勝な考えからではない。残念ながら。
残った算数ドリルが、ことごとく分からない!全くお手上げ!という息子の家庭教師にならざるをえずだ。
息子が真面目に宿題を始めたのは、始業式前日の昨日午後5時。その時点で、ドリル2冊が白紙。
「何で、こんなに残ってるのに今まであそんでたの?」
「わかってるよ!」
「今日も、やらなくていいのか聞いたよね?そしたら余裕って言ったよね!?」
「うるさぁい!!分かってる!!!」
「あんたが怒鳴れる立場なの?お母さん 教えないからね!」
「はいはい、す・み・ま・せ・ん~!!」
「なにぃ?台形の面積がわからないだぁ?さっき教えたでしょ~!学校でもやったはず・・」
そんな文句を息子にネチネチ言い、息子もイライラしながら返す。
そんなんだから夕食も そこそこに、弟妹を風呂を入れ、寝かせ。
そこから更なる文句言いまくりの家庭教師になったわけだ。
なんたって、己の錆びた脳みそから 数十年開けていない引き出しを探しあて 小数の割り算やらかけ算、最小公倍数に最大公約数、分数、リットル、デシリットル、平方センチに、立方センチ、四捨五入ときて、概数、素数、時速と距離・・。
私、自慢じゃないけど 賢くない。理系の頭じゃない。小数の計算が正しいか?待ってろ!今、電卓で。
そして、時刻は午前0時半。
机にあった『冬休みのしおり』を何気なく手に取り、明日(始業式)の持ち物のページをひらくと・・さっきまでやっていたドリルは持ち物の中に入っていない。
更によく読めば、さっき四苦八苦してようやくに終わったドリルは「暇ならやっておくといいよ」的なもの。
そして、今やっているドリルが提出すべき宿題。
提出すべきドリルは 手をつけたばかりで、まだまだ終わる気配なし。
事実をつきつけられた。時刻は、午前0時半。
何故、何故、提出すべきドリルを後回しにしたんだ~!?
冬休みにしては、宿題の量が多すぎると思ってた~!
っていうか、この『冬休みのしおり』を何故、最初に見ないんだ~!!
親子で叫び、天を仰ぐ。
また増えた文句の種を言いながら、午前2時長き死闘終わる。
お陰で、小5算数に限り得意科目になった気がする 47
才の冬。