先週末、隙あらばお出掛けしてしまう 夫に 「1人の時間が欲しい」「子どもとの時間が疲れる」とSOS を出した。
その甲斐があり、夫の休日であった 天皇誕生日は昼前から 夫が子ども3人と映画館へ。
コナンと、戦隊ものが上映されているらしい。
夕食は、家族で ひな祭りのホームパーティの予定。
メニューは、今回の主役である小3の娘のリクエストで、手巻き寿司。
私は、夕方に4人が戻るまでに 食事の用意をしておくということで、午前10時過ぎに夫と子どもを送り出した。
さて、手巻きずしの刺身は、昨晩買っておいた。
あまり刺身を食べられない末っ子には、ツナマヨと豚肉を焼いておけば 文句は言うまい。
副菜は 家にあるもので、いいや。
ご飯は、予約スイッチは入っている。
よし、大丈夫。
そうやって簡単な確認をしたら、急に肩の荷が下り、力が抜けて 寝転がった。
ひな祭りのパーティをしようと言ったのは、私。
実家のことを思い出したからである。
私の実家は 誕生日や、子どもの日、母の日、父の日などの行事、祝日全般になると、父の「パーティーをしよう!」の一声で、ちょっと豪華な食事になった。
もちろん、用意をするのは母と私たち子どもで、父は寝転がって待つだけ。
母は「まったく、自分は言うだけだから楽でしょうけど・・」と文句は言っていたが、それでも、その一声が 子どもの私と妹は嬉しかった。
パーティーと言っても、メニューはいつも決まっていた。
小中学生の頃は、鶏のから揚げとポテトフライ。
それ以降は、手巻き寿司か、ひつまぶし。
揚げ物が、飯台がテーブルにのるだけで、もうテーブルがキラキラしてみえ、いつもの部屋も違って見えたっけ。
しかし当の私はあまり、自分が作った家族で、家で何かパーティをしてこなかった。
自分で作るのがイヤだったし、外で息抜きもしたくて 誕生日は外食だったし、行事なんかスルーだったな。
子どもたちが少し手がはなれてきた今なら、少しずつやってみようと思ったのである。
もう切ってある刺身を皿にチョイチョイと並べ、作り置きしてタッパーにいれてあった副菜を皿に入れれば、ハイおわり!
ちょうど並べ終わると、夫と子どもたちが帰宅。
小1息子に「お母さん、今日のご飯は派手だね」と褒められた?
夫と子どもたちは黙々と食べ、映画の感想を聞いても「う~んと、まぁ良かったよ」「最後に赤いライダーが出てきたよ」と。
今週末に、3月誕生日の 小6息子の誕生会をしようということになった。
夫が、来月の週末は 予定が全部入っているらしい。
息子に食事のリクエストを聞いたら「オレ、手巻き寿司!好きだから また食べたい!」と。
ふむ、週2で手巻き寿司とな・・・。
受けてたとうじゃないか!!