急に主人の転勤が決まった。もちろん、家族も一緒に行く。
転勤族なので仕方ないが、ようやく慣れてきた場所を離れるのは残念。
1~2か月前には「しばらく、ここに居るだろう」と言っていたのに。
前回の転勤の時もそうだった。仲のいいママ友もできて、子どもも これから幼稚園にいれようとしていたところで転勤。生活が上手く回ってくる頃に、いつも転勤だ。
あぁ、今まで地下鉄1駅先にしかなかったスーパーが、あと3か月で近所にできるというのに。
あぁ、幼稚園も、あと1年なのに。
あぁ、学校もクラス替えをして、修学旅行や社会科見学も楽しみにしていたのに。
前回と違うのは、今回の転勤は、主人には不本意ということ。
「あんな上司の下で、もうやってられない!辞めたいわ!でもな・・」そんなセリフを聞くのは、初めて。そのあとの言葉は分かっている。辛いところだよなぁ。
まだ内示の段階だが、早めに新しい勤務地へ行くように言われたらしい。
よし、早めに行けというならば 家族みんなでいっしょに 早めに行こう。
こんな異動でなければ、主人だけ先に行ってもらって 1学期が終わってからゆっくり子どもたちと追いかけていく選択がベストかと思う。
でも、不本意な異動を告げられて数日。普段と変わらぬ主人が、なんか逆に心配。
おおらかでメンタルは強い彼だが、いまは1人にさせるのは心配だ。彼の心が壊れるのではないか。家族がいたら大丈夫というものでもないが。
来週の正式辞令が出るまで 学校への報告などは待てといわれたが、社宅もないので 取り急ぎ 住む場所・周囲の学校や幼稚園を 何カ所かピックアップ。
そうしたなかで、子どもたちが 転校の話に 誰も「否」とは言わなかったのが幸い。
「そうなんだぁ」とあっけらかんとしている。みんな、仲のいい友だちいるのに。行った先で上手くいくかな??親の方が心配。
あぁ、こうやって書いていると ワタシってば、なんかいい妻じゃない?いい母っぽくない??
ホントは、この時期なら 引っ越し業者も苦労なく手配できるな。よし、ラッキー!
この引っ越しで 今度こそ、今度こそ「素敵な部屋」をつくっちゃうぞ!フフフ・・!
と考えていたりもする、軽薄な女である。
あぁ、そういえば この家中の壁の落書きどうしよう~。床が1部へこんでいる~。ガラス窓のシールも~。賃貸はこれが辛い。
それより、ズボラの私が荷物を片付けられるのか??
まっ、なんとかなるだろう。
災い転じて福となす。信じる者は救われる。
あとは・・・下手な考え休むに似たり。
ズボラには、これだな。