吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

5才の処世術

ある朝、5才の息子くんが 7才の姉にクイズを出すと張りきっていた。

 

 

5才が自信満々に言う。「パンはパンでも、焦げるパンは何でしょう?」

 

 

7才姉が、しばし考える。台所で、母も コッソリ考える。

 

 

焦げるパン?フライパンか?それとも、焦げた食パンとか?焦げたメロンパンとか言い出すか?

 

 

ときどき天然の7才娘が元気に答える「(電子)レンジ!」


「レンジ?・・・うん!そう!姉ちゃん、当たり~~!!すご~~い!!」と、弟。

 

 

え??質問は、焦げる「パン」は何か?って言わなかった?なぜ・・・レンジ? 1人納得いかない母。

 

 

姉と弟の会話は続く。

「弟くん よく覚えてたね~。そうそう、私が昔、レンジに食パンを入れて焦がしちゃったことあるもんね~」

 

「・・・うん!・・オレ、覚えてたぁ~」

 

 

このたびのクイズの解説しよう。パンはパンでも焦げるパンの答えは、


以前、レンジに食「パン」を入れてタイマー操作を誤り「焦がした」経験が姉にあるので、答えは『レンジ』

 


なのだそうだ。5才のクイズの解答は、姉しだいである。



コイツ(弟)、姉がパンを焦がしたなんて 絶対に覚えてない。

 

 

またあるとき、姉が母に「わたし この服、似合うかなぁ?」と尋ねた。



5才弟、母が答えるより先に「姉ちゃん凄く似合う!」「その色がいい」「ほんと、超 似合うよ」と、太鼓持ち発言全開。

 

 

5才弟、 この齢にして 誰を敵にまわしてはいけないかを知っている。この日 今までの憶測が確信に変わる。



なんとなく 彼の未来が心配になる 春の朝。