吾輩はズボラなるままに

アラフィフです。ズボラ万歳です。小5、小2、年長の3児のママです。小2と年長は不登校です。

私の歯みがき

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実家の洗面所には、3分用の砂時計があった。青い砂に、木枠の砂時計。


1人で歯磨きをするようになって「この砂がぜんぶ落ちるまで歯磨きするのよ」と、母が置いた。


砂がサラサラと落ちる様子がおもしろくて、近付いて見ていると 肝心の歯をみがく手が止まって よく母に叱られた。


それが見飽きた頃には、悪知恵がつく。


どうやったら、砂時計が早く落ちるだろう。早く歯磨きを終わらせて、テレビがみたいよ!マンガが読みたいよ!


歯磨き中は、洗面所から別の部屋へ行くことは禁じられていた。砂時計が早くおちないかと 振ってみたり、叩いてみたり。


しかしながら、結果は あまり変わらない。青い砂つぶは、私の妨害も ヘノカッパで サラサラ、サラサラ いつも一定。


仕方なく こっそりもってきたマンガを読んだり、洗面所の鏡に向かってモデルのようなポーズをとったり。歯みがきの手はあまり動いていない。


ところで、私の通っていた小学校では スポーツや作文、絵画などで良い成績がとれると 全校集会で皆の前で表彰される。


そんな晴れがましい場所は、私には無縁であった。


最初のうちは、表彰される子が羨ましかったが 小学校6年生にもなると「あの場所に自分が立つなんて無理だ」とわかる。


ところが、6年生もあと数ヶ月というころ 私がなんと全校集会で表彰されると、全校集会数日前に言われた。


待ちに待った!と喜びたいところだが、私は喜べなかった。


表彰理由は「虫歯も治療した歯も1本もない。キレイな歯」だという。


歯がキレイ・・ねぇ。


他の表彰される人は 陸上大会でメダルをとった とか、絵画コンクールで優秀賞とか、自分の努力のすえのものだ。カッコいい。


なのに、私は「歯がキレイ」って。微妙すぎだろ。


だって、私が頑張ったことといえば、歯ブラシを口に突っ込んだまま、砂時計を傾けたり振ったりして どうやったら、早く落ちるかしたくらい。結局、早くなんて落ちなかったし。


たぶん、私は生まれつき虫歯菌が少ないのだ。それは、私の努力じゃない。


学校のみんなだってビミョーとか思うよね~。あぁ、全校集会休みたい。全校集会の日、風邪引かないかなぁ。


そういうときに限って、風邪はひかない。


当日、私の順番は どういうわけか1番最後。


私の前は 華々しい書道だの、吹奏楽だのの表彰。まぶしい。まぶしすぎる。


この中で、オオトリが「歯がキレイ」って。それも、何の因果か、その表彰者は 私1人。


どうやって賞状を受け取ったのか覚えていない。


ただ、賞状が今までもらった賞状より大きくて紙も厚かった。なるほど、皆のまえでもらう賞状は 紙からして違うもんなのかと思った。


あれから、30年以上。今も、虫歯はない。


しかし、歯医者では誉められない。「歯茎が腫れていますよ」「細かく歯ブラシを動かしましょう」「歯間ブラシは、こう使って・・」「頑張りましょうね」


虫歯が少ない人は、歯周病になりやすいそうだ。


やはり、楽してもらった賞状効果はうすい。ツケは やってくる。


アラフォーになって、歯医者さんの言うことが心に響く。歯ブラシも、歯間ブラシも、アラフォーになって お気に入りのものができた。


今は、砂時計の代わりにキッチンタイマーで3分。


せめて、この先も 虫歯にはならないようにしようと 歯をみがく。


虫歯菌が少ない体質は有難い。虫歯と歯周病2つをかかえていたら、ズボラな私なんかは すでに歯が数本抜けていたろう。


そう、あとは 私の努力だ。ズボラには、それが 問題だ。


でも 今度は、自分の努力のすえ 賞状をもらっていた彼らのようになりたい。なれるチャンスだ。


それにしても、まったく3分は長い。キッチンタイマーは、傾けたら早くなるんだっけ?