吾輩はズボラなるままに

15才、中1、小5の3児のママです。子ども全員明るくニート&不登校中。ズボラ万歳で過ごしています!

やる気スイッチが切れたとき

ときどき、自分のやる気スイッチが切れる。


そうなると、本当に動けない。すべての感情がなくなってしまい、何も考えたくない。本当に本当に嫌な人間になってしまう。 

 

 

それは、たいてい19時くらいに起こる。子どもを寝かせるまで、あと2つ3つ終わればいい。そんな時間に起こる。 

 

 

その日は夕方に、7才の娘ちゃんの水泳教室。送って、終わるまで そこで待っている。 

 

 

5才の弟くんも、そこへ連れていく。9才の兄ちゃんは、近所の公園で遊ぶというので 後で水泳教室の場所に来るように約束をした。 

 

 

本当は、水泳教室に行くまえに 洗濯物を取り込み、風呂掃除を片付けたかった。 

 

 

でも、幼稚園から帰ってきた5才弟くんが「姉ちゃんの習い事についていきたくない!友達の家で遊びたい!」と騒いだ。「遊ぶ時間はないよ」そういうと、5才は号泣。号泣。また号泣。

 

 

結局、彼をなだめるのに 洗濯物取り込みと風呂掃除ができなくなった。

 

 

娘ちゃんが習い事をしている間、5才を連れて買い物に行く。野菜を買い、空腹だというので多めに稲荷寿司を買った。

 

 

17時過ぎて、お菓子を食べさせるよりはよかろう。なんなら、これを 夕食にしちゃおう。

 

 

教室の終わった娘ちゃんの髪を乾かしながら、子ども3人は 稲荷寿司をすべて平らげた。



稲荷寿司、残ったら私も食べようかと思って 多めに買ったのになぁ。お腹すいた~。

 


 帰宅したら18時半過ぎ。洗濯物取り込みと風呂掃除をしなくてはと思いつつ、空腹に勝てず夕食を優先してしまった。この時点で、もうやる気スイッチは切れかかっていた。

 

 

残り物のシチューをモソモソと1人で食べていたら もう19時過ぎ。



残った家事をやらなきゃと思いつつ、携帯をいじっていたら 9才と5才は寝てしまった。

 

 

19時半。完全に、やる気スイッチが切れてしまった。こうなると、まず話をするのが億劫になる。すべての音が雑音に聞こえる。

 

 

こういう時に限って、娘ちゃんが元気。わかるのだ。兄と弟が寝てしまい、母親を独占できると思って元気なのだ。

 

 

お母さん、お母さん、ジャンケンしよう!


お母さんとお風呂に入る!お母さんがお仕事おわるまで 私 ず~っと待ってる!


お母さん、トイレに行くの?私も一緒に入りたい!


お母さん、携帯貸して!写真撮ってあげる!

 

 

「もうその”お母さん、お母さん”の声すら もうダメなのだ。聞きたくない。私を1人にして。話しかけないで。あなたのために もう動けない」

 

そう7才の娘ちゃんに言ってしまった。

 

 

一緒に入浴したが、娘ちゃんは1言も話さなかった。私も話さなかった。お互い無言で浴室にいて、着替えて、娘ちゃんは 私が寝るのを待っていた。

 

 

娘ちゃんのけなげな姿はわかる、わかるのだが、それさえも鬱陶しく感じる。「ごめん。ムリ。1人で寝て」

 

 

娘ちゃんは黙って寝室へ行った。

 

 

やれやれと思ったら 入れ替わりに、今まで寝ていた5才の弟くんが目を覚ました。「ママが隣にいない。ママがいないと眠れない」号泣。号泣。また号泣。

 

 

なんでこんなときに。ダメだ。あぁもう!鬱陶しい!「ごめん。ムリ。1人で寝て」私はPCをたちあげ、その世界に逃げ込んだ。

 

 

隣で号泣する5才。

 

 

わかるんだけど、こうなっちゃうと、もうホント最低のダメ人間だ。こういうのを「育児放棄」というのだ。



いや、このイライラが暴力にいくかも。崖っぷちで何とか踏みとどまっている。指1本でちょいと押されたら、もう手が出る。

 

 

5才は、PCの隣のソファーで泣きつかれて寝てしまった。

 

 

「なんてひどい母親」と、脳のすごい片隅で思っている。うそ。本当は思っていない。そう思いたいだけ。

 

 

虐待のニュースが流れている。そう、虐待は悪いことなのだ。だけど、それは本当に薄い薄い紙一重で。明日は我が身で。いや、もう今の私が虐待か。

 

 

1日のおわりに、こんな終わり方なんて。子どもたち、ごめん。